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4/12(火)。朝、さびしいお知らせが届いた日。店をしていた当時、とてもお世話になっていた永井宏さんが亡くなったのです。調子がよろしくないような事は聞いていたけれど…。当時の思い出がぐるぐると蘇る中、気を紛らわせようとテレビを見ていると頻繁な地震の速報。予定時間よりもうんと早く外出をしました。

住まいからバス一本で行ける「ヴィオロン」に行き、ドライカレーとコーヒーをいただきながら合間におしゃべり。かなりラクになれました。

ヴィオロンを出て京都会館に向かいます。岡崎疏水の桜がとても美しく、待ち合わせまでの間に見とれていました。

今夜は京都会館でTOKIOのコンサート。夫が観に行くため、会社を早退するのだ。私は行かないけれど、始まるまでの間にぶらぶらとする事にしていたのです。

まずはグッズを買いに。とても空いていてうらやましい!

京都国立近代美術館では窓ごしに桜を見ました。

歩いて「喫茶feカフェっさ」へ。「六曜社」の修さんの息子さん、薫平さんがされているお店。以前、「喫茶六花」があった場所です。
(2016年現在、薫平さんは六曜社に。そしてこの場所は「ペチカ」になりました)

私はごまのチーズケーキ、夫はガトーショコラ。二人ともストレートコーヒーを飲みました。
オリジナルのカップには持ち手に店名。

飲み終えたらカップの底には「からっぽ」と音符のマーク。
ソーサーには「ホッ」。その通りのホッとするお店です。

気持ちが元気になると帰るのが勿体なくなり、京都会館近くまで白川沿いの桜を見ながら歩きました。

二人で京都に住んでからは二度目の春。夫は京都の町に少しは慣れた様子。コンサートを楽しんだ後は、一人で京都の街中で呑みに行き、いい一日を過ごしたそうです。
私は帰宅してから懐かしいウォーターマガジンを引っ張り出し、「永井さんはどこかで桜を見ながらお酒を呑んでいるだろうか」と考えながら過ごしたのでした。
(2016.9.13 更新)

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