11.29 / 11.30 / 12.1 / おまけ

       
年が変わり、2015年のお話。
田辺での日々を思い出しながら、ツアー解散後に私が歩いた所、食べたもの、買ったものなどを手作りで「甲斐みのりさんと田辺を歩こう! モニターツアー、その後」というタイトルで一冊にまとめました。「暮らすように旅する田辺」の表紙、裏表紙と同じ場所を使って作成。
1/17(土)に「恵文社コテージ」で「甲斐みのりさんが薦める暮らすように旅するまち&ご当地グルメの魅力 ―世界遺産のあるまち 田辺市―マルシェ&トークショー会」があり、ツアー参加者の数名も来られるとの事。
田辺を案内してくれた樋口さんと三宅さんに、そして渡せるようならば甲斐さんにも差し上げようと用意しました。
"diary"と重複する部分がありますが、記録のためにこちらにも載せておきます。
イベント当日。昼間は田辺のおいしいものの販売や、甲斐みのりさんと大神慶子さんのグッズ、原拓生さんの柑橘類、日菓さんのお菓子などの販売をされています。
大神さんのアナログプリクラコーナーで記念撮影。どんぐりの手づくり帽子をかぶっています。手には”わかやま田辺に行きます♡”と。夫婦二人で一緒に…と大神さんに言っていただいのですが、もじもじとして結局私だけ。夫婦そろって引っ込み思案です。
トークショーは17時からですが、昼間も楽しくて早めに来てよかったです。
カフェコーナーで買った「Vanilla Cafe」のカフェオレと、熊野本宮大社瑞鳳殿内「cafe alma」のくまみつカステラをいただきました。
冊子をまたもやいただいてしまい!また好きそうな方にあげよう。甲斐さんに手作り本を渡し、ツアーの思い出話やその後の話もできました。手作り本、喜んでいただけてホッ。
物販コーナーで買った田辺の銘菓セット。田辺のおいしいものと地図がセットになっているのです。このセットで田辺に興味を持つ人はグンッと増えそうです。
中には「鈴屋」のデラックスケーキと柚もなか、「松屋」の柚もなか、「七福堂」の田辺っ子。
地図のイラストはKayanoさんという和歌山の方。
大神さんのコーナーでは梅とみかんをモチーフにされたハンカチと、People Treeのホワイトジンジャー&レモンを買いました。カレンダーをいただきましたよ。
日菓さんの田辺イベントのお菓子も買えました。左が「味小路」、右が「蟻の熊野詣」。
「味小路」は私が大好きになった「味光路」をイメージされたものでネオンのピンクと黄色がはしっこにぽちぽちと。
甲斐さんとえちがわのりゆきさんによる「みのりのりさんぽ」。左京区の気になる場所がたくさん案内されており、これを見てあちこち巡りたくなりました。
富士山のアイスキャンディーのカードは2014年に出された「電車でめぐる富士山の旅―御殿場、富士宮、富士吉田、清水へ」のポストカード。
トークショーの時間までは「恵文社」で本や雑貨を見たり。引っ越してから一乗寺まで来づらくなったので久しぶりなのです。
16時半の開場時間になるとツアー時にお見かけした顔が続々と来られ、挨拶をしたり話したり。座席は後方の端っこにばたおさんと座りました。後方の端っこが落ち着くのです。
17時にトークショーが始まりました。甲斐さんと大神さんと原さんによる田辺のお話と甲斐さんの本作りのお話。途中で私が作った本を紹介していただきびっくり!
ワンドリンク付きでジュースや柚もなかをいただきながらお話を聞きました。梅酒の試飲もあり、うつぼやなんば焼、ごぼう巻もいただきました。
トークショーが終わってからはサイン会があったり、梅酒を飲んだりつまんだりというのも続いています。原さんがたくさんのみかんを持って来られていて、その場でみかんを切って下さって食べました。
ツアー時と同様にこのイベントも盛り沢山。観光協会の方々も来られており、覚えていてくださったのでお話をしたりも。
「文左」で欲しくなった鶏合せと宝馬も京都に来ていました。
この日いただいたもの…プラムハニップ、田辺っ子、デラックスケーキ、「暮らすように旅する田辺」、「みのりのりさんぽ」、ポストカード。
そして原さんのみかんは写真の左半分は買ったもの、右半分はいただいたもの。紙袋にたっぷり。レモンの葉っぱは揉むといい香りがするのです。紙袋には折り紙で作ったみかんが貼られています。
それと和歌山の案内パンフレット。こういう、昔ながらのパンフレットも旅の参考になったり、発見があって、見つけると必ずもらうのです。
葉っぱ付きのきんかんは、食べるにはまだ早いけれど飾るとかわいいかも、と甲斐さんからのアドバイス。ちょうどフェリシモのchichettiと甲斐さんの企画で購入した波佐見焼の富士山の一輪挿しを持っていたので飾ってみました。
ツアー中だけでなくイベントでも良くしてくださり、田辺のみなさんや甲斐さんに感謝です。
さらにおまけのお話を。
3月のこと、樋口さんからのお便りが届きました。この当時はFacebookを少しやっており、そこで本作りの相談を受けていたのです(と言っても私は手作りのものなんですが…)。そして完成したとの事で送って下さりました。
「田辺手帖」。樋口さんはこの年の春に大阪に引っ越されました。田辺を離れる前に、田辺の思い出を本にまとめられました。表紙はみかん畑です。
「鈴屋」のデラックスケーキも登場しています。
「喫茶チャンピオン」のコーヒーチケット、この年の9月で販売が終了する5円切手が同封されていました。
住んでいた町、接した人々に対する愛情が溢れた一冊。私も過去に住んでいた町をまとめてみたくなりました。
文章やデザインに樋口さんのお人柄が表れており、私が作るものはいつもごちゃごちゃと詰め込み過ぎで荒っぽくて反省したりも…。

そして3/5(木)の昼頃に起こった事。「鈴屋」の工場が火災に遭われ、全焼しました。住宅街から火が出て、工場や住宅の4軒が全焼、住宅や店舗の5軒が半焼。工場は休みの日だったそうで従業員の方々も、付近の住民の方もお怪我が無かった事が救い。
そして5月。甲斐さんと大神さんと「鈴屋」を応援している田辺の方々でポストカードを作られました。一日も早く完全復活してほしいという想いを込めてポストカード、デラックスケーキ(自宅用と友達用)、マグネットを買いました。
「鈴屋」はパン屋の工場兼店舗跡を借りる事ができたそうで、商品を限定しながらお菓子を作られているとの事。
それから数日、三宅さんからの小包が届きました。三宅さんは「鈴屋」を応援している田辺の方々の一人で、ポストカード作りに参加されたのだそう。
ポストカードとデラックスケーキ、そして田辺の旅の時に出会っていないお菓子を送って下さりました。樋口さんが作られた本にも登場していたお菓子です。
「福寿堂」の炭酸煎餅。”清四郎”と書かれた炭酸煎餅がおいしいのはもちろん、紐が掛かったビジュアルと包装紙のオレンジとブルーの色合い、ピンクの缶も素敵です。
「平山製菓」の野球カステラ。店舗に行くのは徒歩で難しそうですが、和歌山県内のスーパーなどでも買えるそう。それぞれの形がかわいらしいです。
そして「鈴屋」のデラックスケーキ。先日、自分で取り寄せたものを食べ切った直後にまたいただき、好物なのでうれしい驚きでした。ポストカードも大切に使おう。
「鈴屋」はその後、11月に隣町の上富田町に新しい工場をオープンされました。

2014年の秋に参加した田辺のツアーが2015年の初夏まで続いていたような、そんな旅日記。
案内をしてもらいながら大勢で賑やかに楽しむ旅、自分で調べて探して歩き静かに楽しむ旅。その両方を味わえた貴重な田辺での時間。そして出会った方と仲良くなるというかけがえの無い思い出ができた旅でした。
(2018.5.12 更新)

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