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10/27(土)。いまいちな睡眠のまま迎えた朝。ホテルを8時半に出発。
ホテルから出てすぐの所に見えるビルの中にはテレビ東京が入っています。
モーニングを食べるために向かったのは代々木公園にある「PATH」。既にお店の前には並んでいる人がおられます。30分ほどで入る事ができました。
朝食メニューの中から選んだのはクロワッサン、自家製ハムとカマンベールのサンドイッチ。メニューによっては時間がかかるものもあってそれは諦めました。
そしてトレビス、キヌア、ザクロのサラダ。ドレッシングは魚醤を隠し味に使っているそう。他にも食べてみたいものが多々あったけれどスタジアムに向かわねば。
千代田線から南北線に乗り換え、浦和美園駅に着いたのは11時半を少し過ぎた頃。壁に貼られているポスター、駅のホームの柱、ところどころレッズ色が(でも対戦相手はレッズでは無い)。
「歓迎 ようこそ浦和美園へ」と各チームの色に合わせて埼玉高速鉄道からサポーターと関係者に向けたメッセージが書かれています。
駅から埼玉スタジアムまでの遊歩道には過去の優勝チームのバナーが飾られており、2001年のマリノス優勝時のを記念に撮影。懐かしい顔ぶれが!
埼玉スタジアムの不思議。すぐ近くに見えているような気になるのに歩いても歩いても近付かない。写真を撮ったりしつつだけれど20分ほどで到着。
ルヴァン杯の企画でやっていた『ドラゴンを止めるな』。”ドラゴン”久保(元・マリノスの選手でもある久保竜彦)がカメラマンとして試合前と試合後の様子を現地からライブ配信するのだそう。
様子をながめていたら、Jリーグの公式マスコット、Jリーグキングがやって来た。
2002年のW杯で埼玉スタジアムでの試合に出場した各国選手のサインが。もちろん、マツのサインもあります。6/4に開催されたベルギーとの試合ですね。
席は上のほうになったけれど、俯瞰で見やすいという利点もあるかな。チケットが取れて決勝の地に来られた事がうれしい。
昼食は「PATH」近くにあるナチュラルローソンで買ったお弁当、十六穀ごはんといろいろおかずの幕の内。夫はすき焼き弁当っぽいの。
「PATH」に入るのに並んだりで予定よりスタジアムに着く時間が遅くなるとわかり、現地で出店されている屋台村を堪能するとかは無理かなあと思って予め買っておいたのです。
選手のアップが始まる頃、マリノスのサポーター席のほうではトリコロールのフラッグが客席を覆っています。私もフラッグを受け取り、振りました。
ビッグユニとフラッグが登場。アップする選手、一人一人のチャント&コール、選手が応えてくれる。
ゴール裏にマリノスくんがいる!
この大会で8得点を決めている伊藤翔がスタメンにいないのはこの一ヶ月前に左肘を骨折して手術を受け、全治8週間と診断されていたから。でも控えにはいます。
キックオフが近付き、こちらのゴール裏はトリコロールに。隙間からトリコロールのフラッグが覗いている感じ(本当はコレオとか見たかったなあ…)。
湘南側のゴール裏はコレオが。50周年記念ロゴらしいけれど少し分かりづらいか。
選手入場。ルヴァン杯のアンセムが流れると、いよいよ優勝が決まる試合が始まるのだと緊張します。
国歌斉唱は水曜日のカンパネラのコムアイさん。
マリノスは小さなミスが多くてなかなかパスを繋げない。ゴールを決める気配がまったくない。
一方、湘南はいつも通りなスタイルを貫いていたようで、前半に1点を決められました。
ハーフタイムに切り替えられるかと思っていたけれど0-1のまま終了。伊藤翔の出場は後半にあったけれど完全じゃなかっただろう。PAでイッペイが倒されたシーンは2022年の今もPKの判定が正しかったのでは?と思っていますよ。
レッドカーペットを上がり、銀メダルを受け取る選手達。悔しい光景、ジッと見る事ができなかった。
自宅で見ていたとしても同じ悔しさだったと思うけど、隣にいる夫が何度も歓喜の瞬間をスタジアムで見ているのだと思うと別の悔しさもありました。
今年の元日には今日と同じ埼玉スタジアムで天皇杯の決勝、その時にも延長戦の末に負けてしまった。決勝まで勝ち上がったのも十分素晴らしい事なのだけど、決勝で敗れるのって早々に敗退するのよりもつらくて悔しい。
湘南の選手達が金メダルを受け取っている様子を下から見つめるマリノスの選手達。
最後にサポーターに挨拶に来てくれました。
両チームのスタジアムDJがトークショーをしていた場所。優勝してここで記念撮影をしたかったなあ。
入場時にもらったルヴァンのお菓子。ルヴァンプライムスナックとルヴァンプライムミニサンド(チェダーチーズ味)。
そしてルヴァン杯決勝の冊子のマリノスのページ、ついでにレッズのリーフレット。
とぼとぼと歩く駅までの道。サッカーボールのデザインの排水弁の蓋。
駅の壁面には選手がボールを蹴っているオブジェ。行きには気付かなかった!
『キャプテン翼』の巨大ステンドグラス、この年の春に登場したらしい。『キャプテン翼 ~世界に翔け~』、作者の高橋陽一さんによって99人のキャラクターが登場しており、大空翼を中心に日本代表の選手と世界の選手が描かれた名場面がモチーフになっています。
横19.75m、縦1.59m、落ち込みながらも通る人々を避けて少しずつ撮影しました。
”海のない埼玉に浜風が吹く 奇跡の神奈川対決”、駅のデイリーヤマザキに貼られていたのを見て思わず撮影。”奇跡の”といのに若干のトゲを感じさせるけれど面白い。
とにかくパーッとしなければ穏やかになれない。今日の残り時間と明日一日を楽しむためにも楽しむ事にしよう。南北線と丸ノ内線を乗り継いで移動します。
「近江屋洋菓子店」に着きました。夕方だからかそれほど混んでおらず、席が空いていてよかった!以前は淡路町と本郷の二店で行くのを迷っていたけれど今は淡路町のみ。
まずはやっぱりドリンクバーを。私はみかん、夫はメロンから始めます。もう、このカップだけで敗戦のショックが和らぎそう(和らがないけれど)。
苺サンドショートとともにストロベリージュース。普段なら食べない値段のケーキだけど今日はいいのです。
夫は組み合わせがすごいけど野菜スープ、いちじくのロールケーキ。その後、コーヒーも飲んでいました。ケーキは分け合いつつ。
野菜スープは私も食べました。
アイスクリームやソフトクリームのビジュアルもいつも気になるけれど、年々冷たい物を食べる事が減っていて今回もながめるのみ。
銀座に移動。銀座ソニーパークにこの年の8/9にオープンした「THE CONVENI(GINZA SONY PARK)」に行ってみました。手掛けたのは藤原ヒロシさん。
ペットボトルに入っているTシャツや缶ジュース、スマホケース、エコバッグ…。
什器がコンビニで使っている物なので馴染みがあって入りやすい。
ケーキのようなものはキャンドルだったり。ブラックモンブランもあります(パッケージは銀座界隈の風景)。雑誌コーナーには古書店とのコラボで雑誌が並んでいたりも。
ちょっとだけの買い物は阿蘇のメイスイと「松崎煎餅」のサラダせんべい。入れてもらった袋もうれしい。
銀座ソニーパークは新しいソニービルを竣工するまでの間に展開されていた垂直立体公園で、2021年の9/30で一時閉園。「THE CONVENI」も今はもう無く、一度でも行けて良かったです。
地下二階で開催されている『#002 HIDDEN SENSES AT PARK(日常のなかに隠された感覚)』も見ておきました。
こちらは”Sketching Portrait”。鏡の前に数秒立っていると、映っていた顔がイラストになって壁に現れるのです。夫の顔、そしてちょっと元気が無い私の顔。
棚の上のオブジェに触れると影が動いたり写真が動いたりする”Object Switch”。トリが羽ばたきました!
並んでいる様々なオブジェを触りまくる私達。
どうやって楽しむのかわからない物もあったりして、パンフレットを見ながら一通り体験してみました。ふらりと立ち寄ったわりには楽しめてよかった。
この年の8/9にオープンした「トラヤカフェ・あんスタンド銀座店」の壁面。19時閉店なので閉まっています。
そろそろ夕飯を食べるためにソニーパークを後にします。
目黒駅の柱にJALの広告の嵐が。
目黒と言えば「とんかつ とんき」。夫は何度か来ているけれど私は二度目、かな?思い付きで来てみました。
今回も満席でしばらく待ちましたがお店の方々の動きを眺めていると退屈しません。それほど待たずに席が空きました。
今日はビールを飲もう!って事で瓶ビール。ピーナッツがうれしい。
そしてヒレかつ定食に串かつを単品で、キャベツのおかわりもしました。おいしくて私にしては珍しく早食いでお腹に収めてしまいました。
一度ホテルに戻って荷物を置き、まだパーッとし足りないので夜の散歩に出かけました。
なだれ坂を歩くこの時、22:20。東京だとこの時間でもどこかでお茶できるだろう!と思い込んで歩いてみたもののなかなかそう言ったお店が無く彷徨い続ける羽目に。途中でハロウィンの仮装集団に巻き込まれて半泣きになったりも…。
ほうほうのていでたどり着いたのは「喫茶室ルノアール」。うろうろと歩いていても時間が経つばかりで今開いている店も閉まるかもだし、とにかく休憩をする事に。
私はカフェオレ、夫はホットコーヒーと苺のコンポート。ここの店舗は初めてだけど、ルノアールの空気にホッとした夜でした。もうパーッとどころじゃない。
さらに散歩をしながらホテルに戻ります。東京タワーが見える!
そして「TSUTAYA TOKYO ROPPONGI」にも寄って本を見たり(現在はリニューアルをして「六本木 蔦屋書店」)。この時、23時半をまわっていました。この当時は朝4時まで開いていたようです。
麻布十番駅まで歩き、帰りは電車でホテルに戻りました。
残念で悔しい日だったというのにハロウィンの集団の暴走のせい(おかげ?)で吹っ飛んでしまった夜でした。
(2022.4.19 更新)

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