2017.2.25−27 横浜・東京

Jリーグの開幕に合わせての旅。
今回は一人で行って帰りは出張中の夫と合流するという二泊三日、余裕を持って決めた旅ではなかったのに、会いたい人に会えたし、食べたいものを食べたり行きたいところに行けたという盛り沢山な日々でした。
予定外だったのは思っていたより気温が高かった事。春になる前、冬の始まりによく旅をするので、よく遭遇する事ではありますが「またか!」って感じでした。

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2/25(土)。いつもより早起きをして出かける用意。ベランダから日の出をながめる余裕がありました。
花が開きかけのヒヤシンスとはしばらくお別れ。
あ、JALの嵐の広告が。と立ち止まる新大阪駅。
8時前ののぞみに乗り、朝食用に買った「志津屋」のカスクート・ミニ。
いつもの「米屋のおにぎり屋」も。だし巻き弁当はやめておき、辛子明太子と昆布を単品で。
朝から好きなものを色々と食べられてご満悦です。
今日の富士山…雲で見えない!
一人旅となると隣の席に知らない人が座るのが私には悩ましく。自由席で行くと案外誰も座らないという情報をもらい、一応指定席を取りつつ、自由席にチャレンジ。新横浜までの間に誰も隣に座らず、しかもたまたまなのか車両ごと空いていて静かでラッキーでした。
10時過ぎに新横浜駅着。まずは恒例のマリノス神社へお参りをするため地下鉄の新横浜駅へ。
足型は左から栗原、中澤、中町の三選手のもの。
地上に出るまでのエスカレーター横の写真も高まるアイテムです。日産スタジアムに行く時にはわざわざここを通りたくなります。
マンホールのマリノスくんに従って進むとスタジアムにたどり着けますよ。
でも私は脱線して”F・マリノス通り”のスタート地へ。
頻繁にホームで観戦できる立場ではなく今季はこの一回だけの可能性もある。シーズンごとに景色が変わる可能性もあるので、できる限り付近を散歩してから行くのです。
選手の写真がプリントされたのぼりが迎えてくれます。これは毎年変わるのでひとつひとつをながめつつ、ゆっくりと進んで行く時間。
”覚悟をもって闘う”、今季から10番、そしてキャプテンになった齋藤選手。覚悟?
(メモ:この年の9/23に負傷→復帰せぬまま翌年1/12に0円移籍)
マリノス光の広告、5選手のうち3選手がこの四年後にもマリノス所属なのは残っているほうではないかな。
階段にものぼりがずらり。
スタジアムに大きく日産の広告、今年は左から飯倉、中町、喜田、中澤、下平の五選手。小机駅側のほうは中町→栗原、喜田→齋藤、下平→天野という違うバージョン。毎年、これを見るのも楽しみなのです。
注文していたユニフォームを受け取りました。マツ(松田選手)のユニフォームしか持っていないので、そろそろ新しく買うべきかとマツを慕っていた勇蔵を選びました。
入場時にもらえるオフィシャルファンクラブの案内冊子、ステッカー、今季からスポンサーになっていただけた日清オイリオの広告。
お昼ご飯は入場前にトリコロールランドで購入。「崎陽軒」とのコラボで販売されていた”日産スタジアム炒飯弁当”、中に入っている今季限定のひょうちゃん、背番号は4(勇蔵)だった!数ある中で4が当たるってすごくないですか?この4は選手本人が描いたのだそう。
慌てて席を取りに行かなくていいように指定席を取っていました。俯瞰的に見られる位置を選びつつ、試合前にトイレに行ったりしやすいように通路側というのも大事。
キーパーのアップを見つつ炒飯弁当を食べ終えた頃にフィールドプレイヤーの入場。新加入選手達の動きを見るのも楽しみのひとつ。開幕早々に来る事ができて嬉しい。
選手紹介の映像も現地に来た事で見られる楽しみの一つ。その年の映像が初めて公開される瞬間なのだからなるべく早く自分の目で見たいのです。
そして選手入場。トリコロールのバンデーラとビッグユニ。12:35キックオフ。
前半13分にバブンスキーの先制点で1-0で折り返し。
後半に二点を入れられたけどウーゴで追い付き、アディショナルタイムに前田の逆転弾!3-2で勝った!!
試合後、ゴール裏のトリパラ(トリコロールのパラソル)が回ります。私も持って来ていてよかった!
新加入の選手と新キャプテンの活躍がうれしい。
マリノスでは二年目の前田選手の試合後インタビュー。80分から交代で入って仕事をする、素晴らしい決勝点でした。
選手達が場内をまわってくれます。
そうそう、今日は中澤選手の39歳の誕生日。勝ててよかった!
スタジアムを出て公園を通りながら駅に向かうルートを歩きます。
夫は自宅でこの試合を見ていた様子。今季からJリーグはDAZNでの配信となり、まだ安定していないせいか途中に映像が止まったりと各世帯でエラーが出ていたそう。この時から数年経ってかなり安定して見られるようになりましたよ。
地下鉄新横浜駅のベンチで行き先をしばし考える。東京のホテルに向かう前にどこかに寄ろうと思ったのです。
ピカピカ~!歩きスマホはだめだよ~!とピカチュウ。
ブルーラインから田園都市線に乗り換え、途中の鷺沼駅で停車中にクレヨンしんちゃんのラッピングトレインが。
私は用賀駅までの乗車。
用賀駅からバスに乗って到着したのは「世田谷美術館」。2/11からやっている”花森安治の仕事 デザインする手、編集長の眼”を見に来ました。
試合が早い時間帯だったのでもしかしたら寄れるのではないだろうか?と向かってみたら間に合ったのです。
早足で内井昭蔵氏設計の美術館まわりを少し見学。砧公園にある美術館という事で、公園と調和させる事を考えられたとか。もともと緑青銅板を葺いた屋根だったそうだけど酸性雨で赤くなってしまったのだそう。
四角の穴あきタイルと普通のものを組み合わせて壁面をソフトに見せる。太陽の当たり加減で表情が変わったり。
さて、展示のほうは朝ドラ「とと姉ちゃん」の影響もあるのか夕方という時間でも家族連れやカップルで賑わっていました。”花森安治の「あいうえお・もの図鑑」(「あ」から「ん」まで花森氏にまつわるものが並ぶ)”が面白くて長々と見てしまった。暮しの手帖社に入る前や入ってからの仕事が紹介されていたり、花森氏まわりの重要なアイテムの展示もされており、勝利の余韻との切り替えが難しい中だというのに来てよかったです。
1950年、日本橋三越での”暮しの手帖展”を設営されている花森氏。ここでのみ撮影可能でした。
フライヤーとチケット。
購入したポストカードと同封されていた暮しの手帖だよりとDM。
そして旅の途中だというのにずしっと重みのある図録も購入しました。
”9人の画家がえらんだクレヨンとパスの色”や、”花森安治の「あいうえお・もの図鑑」”や、好きで見入っていた展示が図録でゆっくりと見られます。
美術館からの帰りはタクシーを呼んで駅まで行く事にしました。館内に置いてあったタクシーの案内を利用して電話をして待ちます。外はすっかり暗くなっています。
用賀駅からそのままホテルに向かうのでなく、さらにより道をしようと赤坂駅で下車。この日の試合以降の予定は思い付きで行動をしています。
18時半ですが、もう都内の見慣れた場所まで来ているので不安はありません。
キリン一番搾りの広告が。風間くんと相葉くん。
向かった先は「TBS」。赤坂サカスではキリン一番搾りの企画で”花見こたつ”というのを2/23~2/26にやっていました。こたつに入って呑んで食べてってできるみたい。
私の目的はこれでは無く…
一階のロビーに展示してある「カルテット」の楽器や、「下克上受験」の撮影スポットなどを見学。
東京のテレビ局はやはり楽しい。
その後はホテルへ。チェックインし、荷物を部屋に置いてやっと身軽に。
二年前にも一人で宿泊した「ホテルグレイスリー銀座」です。
夕飯を食べに行くためすぐに外出。日比谷駅の壁に「バイプレイヤーズ」の広告。
向かった先は滅多に来ない荒川区。以前、お気に入りに入れていた「川ばた」!
中華と喫茶の店、中華メニューに並んであんみつのサンプルも。今日の移動中にどこで食べようかとGoogleマップを見ながら考えて決めていたのです。
遊びではあってもよく動きましたね、お疲れさまって事で瓶ビール。やはりキリン一番搾り、柿ピーの小袋が二つ付いています。小皿に”川ばた”。
女子栄養大学短期大学部プロデュースの”野菜もりもり餃子セット”を頼んでみました。
セットの中の餃子を先にいただきました。
そして野菜スープとご飯、トマトと果物。
器に店名が入っていると嬉しくなりますが、それが自分の名前と同じ”川ばた”でよりいっそううれしい夕飯でした。
「川ばた」を出て次は北千住駅へ。一人旅ではことごとく顔はめパネルで撮影できない。
こちらでの目的は「喫茶室サンローゼ」。
この翌月の3/28に駅前開発のために閉店されるのです。こちらに来ておきたかったので夕飯の場所もこっち寄りで探したのでした。
創業は1978年2月。前に来たのはかなり昔。もっと来ておけばよかったと今頃後悔しているのです。東口からすぐで迷わずにたどり着けたのを思い出します。
天井がクローバー状の鏡になっている席にいつか座りたいと思ったりしていたけれど、最後なのでその席をながめられる席を選びました。
いただいたのはコーヒー。さすがにお腹に空きは無くフードメニューは諦めました。
店内に貼られていたFC東京のホーム開幕戦のポスター。
閉店までまだ一ヶ月あるからか惜しんで来ているお客さんは少なく、日常の風景の中でくつろげたのは良かったかもしれません。
入り口の木のレリーフともこれでお別れ。日比谷線でホテルに戻ります。
シャワーを浴びた後にこの日一日の事をメモしたり、マッサージクッションを使ったり。明日も動くので早めに休みました。
(2021.2.7 更新)

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