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12/11(日)。今日もいいお天気。今朝の氷川丸。
そして大さん橋には手前にロイヤルウィング、むこうには大型客船の飛鳥Ⅱ。「マツコの知らない世界」の”豪華客船の世界”でお馴染みの!
そして遠くのほうにうっすらとスカイツリー。
「ホテルモントレ横浜」をチェックアウト。
駅から絵タイルを頼りに目的地に歩けるという趣旨。山下公園のそばには船や外人墓地、バラの絵タイルが。
すぐそばの「ホテルニューグランド」も「世界一難しい恋」のロケ地。ドラマの中では鮫島社長のライバル、和田社長(北村一輝さん)のステイゴールドホテル。
バスで横浜駅に移動。下車したところにマリノスのラッピングバス!撮ろうとしたら動き始めて焦る!更新時は2020年。四年で五人ともいなくなるとはなあ…。
”そごう横浜店は横浜F・マリノスを応援しています。”の俊輔フラッグ。ポルタでは喜田選手と前田選手のチャリティートークショーの準備(鎌倉に向かうので我慢)。
マリノスのあれこれが続いた後は嵐のJAL。
そしてサッカーボール電灯の下には横浜FC(ベイスターズも混ざっている)。
モーニングは日曜もやっている「横浜珈琲店 五番街」へ。駅から近く、鎌倉にも移動しやすいのでここを選びました。
この界隈では珍しいかな、喫煙可能なお店なので絶対に避けたい方にはきびしいのかも。私たちは”さわやかブレックファースト”が気になったので入ります。
1970年創業のこちらはもともと珈琲豆の輸入専門店だったそう。
お皿に乗っているのはトースト、ナポリタン、ゆで玉子。ゆで玉子の下にはレタスが。この当時で”ライトコーヒー(アメリカンの事かな)”が付いて400円でした。これにナポリタンをぐんと増やした”お得な旨味セット”というのもあり、こちらは800円。
30分ほどで鎌倉駅に到着。鎌倉には前の年の秋に来たばかりだけど、頻繁に来ていた過去と比べたら久しぶり。
まずはいつものコースを巡ります。
「豊島屋本店」ではグッズ類もチェック。店の前の柱には段葛を挟んだ斜め向かいにある「豊島屋洋菓子舗 置石」でソフトクリームが販売されているというお知らせ。
鎌倉に来たら鶴岡八幡宮までは行かなくても二の鳥居からの光景をながめ、段葛を少し散歩。店が並ぶ歩道を歩くよりも段葛で鎌倉に来た気分を高めます。
前回来た時にはオープンされる前だった「鎌倉Romi-Unie Confiture」へ。ツリーにはお菓子のケースがぶらさがっています。
「豊島屋本店」での買い物は夕方にするけれど、こちらでは在庫が少なめの商品があったりで今のうちに購入。
紙袋の表と裏でデザインが違ったりテープもかわいい!
鹿児島睦さんがデザインした”Bebe Fleur”缶。
サブレ・ド・ブーランジェ、ショートブレッド、ディアマンショコラ、レモンクッキー、プチブール、バターガレットのサブレが六種類入っています。
こちらは紙箱で、ショートブレッドが二枚入っている”Daisy&Violat”、気楽なおみやげに良さそう。フタを開けたら現れる家の形にうれしくなります。
カカオ風味のヴィオラとプレーンタイプのデイジー。その後は通販で買ったり、いただく事もあったり、ロミさんのお店のもので一番食べているかも。
こちらは併設されている「クレープ小屋」。移転される前はゴールデンウィーク限定でされていたのです。
今回はランチ前なのでいつかのお楽しみにします。
ドラマ「IQ246」のフラッグが。法門寺家など鎌倉が使われています。
お気に入り看板「富士洋傘」は1873年創業で小町店は1960年に開店。
ランチは「cafe vivement dimanche」へ。二人で来るのは三年前での”朝ディモ”以来。満席だった席が空くタイミングだったので少し外で待ちます。
店内は小山千夏さんによるクリスマスディスプレイ。落ち葉がテグスに付けられていたり、CHAJINさんのオレゴンツリーにも飾り付けされています。
注文したのはオムレット・オ・リ(サラダ付き)、モルタンデラのサンドイッチ、コーンスープを分けました。普段はしっかりと玉子に火が通ったオムライスしか食べないのにdimancheのだととろっとしたオムライスも食べるんです。
食後にヴェラクルーズ。コーヒー豆もヴェラクルーズを買って帰りました。会計時に堀内さんと近況などをお話してお店を出ます。以前のようにもっと頻繁に来たい!
鳩サブレー広告のバスを見かけるといい事がある?、と勝手に決めて楽しんでいます。
その後は定番のコース、「DAILY by LONG TRACK FOODS」へ。
ピクルスやディップの数々(ソーセージ&ネギ、ドライトマト&チーズ、赤パプリカ&チーズ、フルーツクリームチーズ)、ピロシキのミートとアップル…おいしそう。
買ったものは12月限定の真っ赤なホリデーバッグ。色移り、色落ちするらしくバッグとしては使えないそうで、ギフトバッグ代わりに使うのを勧められました。
クリスマス気分を高めるために、壁に掛けて飾ろうと考えています。
それと欲しかった「A VERY MERRY EVERY DAY to you」、岡尾美代子さん、大段まちこさん、岡村佳織さんによる2017年の日めくりカレンダー。
箱の中にはどしっと365日分が天糊製本で綴じられており、右下にその日その日の記念日などが書かれています。
1/1は"National Hangover Day(US)"、二日酔いの日!年越しで飲み過ぎるって事ですね。大段さんがIKEAで売っていた猫のぬいぐるみをアメリカのネットオークションで買われ、赤いセーターは編まれたそうです。
新しいカレンダーを買ったら自分の誕生月はどんな絵柄かを見るのが好きでした。これは日めくり、誕生日当日を見てみたら、2/18(夫)は”エアメールの日(JP)”。岡尾さんがイギリスからご自宅に荷物を送られた時のもの。
11/6は”アパート記念日(JP)”。明治43年の11/6、東京の上野に日本で初めての木造アパートが完成した事で制定されたのだとか(5階建70室)。岡尾さんがどこで入手されたか覚えてらっしゃらない”APARTMENT FOR RENT”という紙を壁に貼ったマスキングテープが切られていないのもいいなあ。
そして常温で持ち歩けるおいしいもの、ポピーシードが効いているレモンケーキをハーフで。夏場にはアイシングが溶けるので売られておらず、この時期に来てよかった!
昨日に買った「マチボン」のパン特集を就寝前に見ていたら、朝から夜までパンを食べていたというのにまたパンを欲して天然酵母パンの「KIBIYAベーカリー」に寄りました。猫の絵が目印。
店内にはお客さんがいっぱいで、入店の列に並びました。店に入ってからは並びつつパンを選びます。おいしそうなパンがいっぱいで悩む…!歩いて自宅に帰れるならば山盛り買いたかったほど。
パンを買った後にパンの名前がわからない事が多々あるのですけど、お店のリーフレットにパンの絵とともに名前が書かれていてありがたい。
フルーツスティック、ソーセージ、バジルパン、シュトーレンのカット、パウンドケーキのいよかんショコラのカットを買いました。
シュトーレンやパウンドケーキの袋にも猫。
「鎌倉由比ケ浜郵便局」のお気に入りシャッター。西に向かって歩いて行く際にはいつも見ておくようになりました。
そして「コケーシカ」へ。
ところどころ、クリスマスや冬仕様のディスプレイになっています。
欲しくなるものが必ずあるのでドキドキしながら入店。
他にお客様がおられたので、こけし棚の一角をさっと一枚だけ撮らせてもらいました。
買い物をした袋、今回はビニールにプリントがしてあるタイプ。こちらもかわいいです。
そして購入したのは弥治郎系の鎌田孝志工人のサンタこけし。赤と緑もあり、そちらのほうがクリスマスっぽいけれど私はやはり青いのを選びました。
そしてこの時期に買い物をするといただける、2017年のカレンダー。数に限りがあるので残っていればいいなあと思っていたらあって良かったです。
それと来るたびにいただく”コケーシカニュース”。こちらもいつも楽しみなのです。年末年始のお知らせが写真とともにたくさん載っています。年明けのこけし福袋、欲しいなあ。
「コケーシカ」で折り返し。鎌倉駅方面に戻ります。
通り道のマンホール二種、神奈川県営水道の仕切弁はヤマユリ(県花)、カモメ(県鳥)、イチョウ(県木)。
汚水管はJIS規格模様で中央に”鎌”。
「極楽カリー」の顔ハメ看板、子供用かな?低めの穴なので中腰でつらそう。
クリーニング店の窓に「さんまのまんま」のまんまちゃん×2。サンタまんまちゃん!
スペイン料理とワインの店「arashida」の看板は望月通陽さんのデザイン。2020年夏に一旦閉店、2021年1月に移転後のオープンを目指されているそう。
1927年に「鎌倉銀行由比ヶ浜出張所」として建てられたビルが2000年にバーの「THE BANK」に。元のオーナー、アートディレクターの渡邊かをるさんが2015年に亡くなって一時閉店されていたけれど渡邊さんと親交が深かったワンダーウォールの片山正通さんが2016年10月に復活させました。もう一泊するなら寄りたいところ。
江ノ電に乗ってゆったりと江ノ島にも行きたいなあ。
2014年末にリニューアルオープンした「豊島屋 鎌倉駅前扉店」を少し覗きました。一階でパンが売られているのです。戦後に配給のパンを作ってらした事も。
あちこち気になりつつも我慢して寄らずに向かった先は「豊島屋洋菓子舗 置石」。前の年には寄らなかったので今回は絶対に来たかったのです。
ガラスには小鳩。定休日の案内が手作り感があるうえさっぱりしていいな!
一階は洋菓子の販売、二階は一階で販売されているお菓子を食べられるカフェ。
エレベーターで二階にあがります。
広くて清潔感のあるフロア、日差しが当たらない席を選びました。壁には鳩が飛んでいます。
ソファ、紙ナフキンとお手拭きのパッケージも黄色を基調に。
窓際はカウンター席になっており、一人で来た時には利用してみたいです。
コーヒーとエクレア二種を分けました。店名にもなっている”置石(クランチアーモンド入り)”、”ピスタチオ”。エクレアは注文をしてから作ってくださります。
トイレのプレートも様々でかわいかったので撮らせてもらいました。
ほどよくくつろいだ後は一階で買い物をします。
種類が豊富な焼き菓子と、数種類ある小箱とを組み合わせて選べるのが楽しい。おみやげにも購入しましたが、自宅用には鳩が二羽飛んでいる様子のものに。他には大仏やサーファー、鳥居など鎌倉らしいモチーフが。
焼き菓子は”ピエール”というポルポロンのような黒糖のコクがあるお菓子を。こちらも置石をイメージされているのだとか。
以前は本店の一角で焼き菓子などが販売されており、あまりにもいつも鳩サブレーがおみやげだったから時々は焼き菓子を買っていたものです。その当時はシンプルなパッケージだったのですけど、おみやげにするならこういった楽しいものも良いかもですね。
そして「豊島屋本店」へ。試食品として”小鳩豆楽”をくださりました。ころんとした鳩の形で、豆粉の落雁。鳩サブレーに次いでおみやげに買っていたお菓子。
今回はやはり鳩サブレーを。会社や実家などのおみやげ以外に自宅用のものは9個入りの紙箱タイプを初めて買ってみました。フタの裏には”鎌倉のなかの明治”のお話。
鳩サブレーを箱から出してみたら底に鳩サブレーマーク。容器のまわりにもぎっしりと鳩がいます。缶よりも再利用度が低くて今まで紙箱を買っていなかったけれどかなり楽しめました。
そして「また!」と自分でも思うし、おみやげに差し上げた方にも「また?」と思われそうだけど鳩サブレーのビジュアルは大好きなのです。
最後に「もとまちユニオン 鎌倉店」に寄り、エコバッグを。持ち手がロープなのや厚手で丈夫なので気に入っています。プリントが薄くなったので買い直したのです。
帰りの新幹線に向けてそろそろ鎌倉を後にします。最後に鳩サブレー広告のバスと会えました。
今回も鎌倉大仏を見に行けなかったので(義務ではないのになんとなく寄りたくなる)、構内の小さな大仏を見ておきます。
鎌倉を出たのは17時前、横浜に戻ります。
横浜駅の利根山光人さん作の陶板レリーフ、”太陽とこども”。この翌年に改修工事で一旦撤去されていたのですが、規模を縮小して2020年6月に再展示されたそう。
コインロッカーから荷物を取り出し、西口のイルミネーション(”Corridor of light / 光の回廊”がコンセプト)を少しながめて新横浜に移動、買い物を済ませて新幹線へ。
夕飯はもちろん「崎陽軒」のシウマイ弁当。せっかくなのでもらったクリアファイルを並べて撮ってみます。
大阪でも食べられるといいのに…!
夫が買った一番搾りの”横浜づくり”。
新幹線の車内販売でも買い物。東海道新幹線限定の伊勢エビ味チップスター、「珊瑚礁」のガリポテ。
それと出張時のおみやげで買って来てもらった事がある「AU BON VIEUX TEMPS」のプティ・フール・セック、売り切れている事もあるので残っていてよかった!
サン・ノン(アーモンドをつけたディアマン)、プレオール(カラメリゼされたサクサクな焼菓子)、ガレット・ナンテーズ(北西部の都市ナントの焼菓子)、エピス(エピスのきいたサブレと木苺ジャム)、 コルネ(シガレット生地のコルネにプラリネ)、ディスク(サブレと赤スグリのジュレ)、ドワ(バターとアーモンドベースの生地にジャンドゥーヤ)の7種類が入っており、車内でいただくのにいい量かな。でも持ち帰りました。
名古屋を過ぎるとほぼ空席。買い物の荷物などを座席に置かせてもらいました。
新大阪からはタクシーで帰宅。年々、タクシーを利用する事が増えています。
この年は横浜でのマリノスの試合には行けなかったのにユニフォームを着ていない選手達のイベントに行くという不思議な年。でもイベントに行く事が決まらなければ関東に行かずじまいだったという事です。
あれこれと詰め込み過ぎた旅となりましたが、楽しい三日間でした。
おまけ。
大阪に戻ってから届いた横浜にある「蔦金商店」の”元気のりのり”シリーズの海苔。出川哲朗さんのお兄さんがされているお店で、以前いただいた時に海苔が好きな私としてはとてもうれしかったのです。
横浜だし今回の旅のおみやげにしたくて伺うつもりだったのですが、持ち歩くのはかさ張って難しいかな?、とネット注文をしました。
黒いふたが焼のり、赤いふたが味付のり。DJだったり、でがちゃんまんだったり、フラダンス(フリフリとのりのりをかけている)をしていたり、サーフィン(波ノリ)をしていたり。旅で買って帰ったものでない事を伝えても喜んでもらえてよかったです。
(2020.10.12 更新)

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