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4/26(日)。今日もいい天気。
去年は車が駐車されていたため隠れていた西村宗さんのサラリ君が描かれたシャッター、きれいに見えました。
「喫茶チャンピオン」、今回はモーニングで訪れました。日曜も営業しているのでありがたい。コーヒーとトーストとゆでたまご、シンプルなモーニング。伝票はオリジナルのもの。
昭和5年生まれのママが運んでくれました。
モスグリーンのソファ、モダンな照明、日が差す時間に来たので前回よりも鮮やかに見えます。
線路を渡って駅から南の方を散策します。おもに、甲斐みのりさんのツアーをなぞり、思い返す散歩。
栄町商店街のお笠の街路灯。
かばん屋さんの「レア・ツムラ」は開店前かな。この木の看板はやはり好きです。
「蟻通神社」の由来が書かれているところに置かれている法螺貝。法螺貝に一本の糸を通すという難題を、蜜と蟻を利用して通した事で知恵の神様としてあがめられています。
今回も「美容室 シバサキ」。逆光で良さがわかりづらい画像。
好きな路地。前回は通り抜けましたが今回は途中まで。
学生服の「マルコ洋装店」。
「スッキリ理容店」と丸型ポスト。入れ口と出す場所がややずれているタイプのポスト。
散歩途中で出会った犬たち。私は触れないけれど夫は触れるのです。おとなしくこちらを見ている犬、人間用のTシャツ(首回りは切られている)を着ている犬。
「暮らすように旅する田辺」の冊子、表紙と裏表紙になった場所で記念撮影。…と言っても二人で撮らず別々に。
「浦守神社」の蔵の上におられる恵比寿神、「浦安神社」の恵比寿神。連れて来てもらうと道を覚えていない事が多いのですけど、探しながらたどり着けました。
丸型ポストがある光景。
そして昼食の店が開く時間まで港でひと休み。届いていたメールの返信をしたりして現実に戻ったりも。
さて「ひろお好み焼」へ。既に持ち帰りで作ってもらっているお客さんが来られています。
こちらでいただくのはやはりちゃんぽん!
焼きそばとうどんの麺をちゃんぽんして焼いているものなので、ちょっと苦手な長崎のちゃんぽんとは違って私でも食べられるのです。牛すじや葱が入っていたり目玉焼きが乗っているのもうれしい。
店内で食べているのが私たちだけだったからか話しかけてくださり、甲斐さんのツアーで来た話や、門真に来られていたという話を聞いたり思いがけず楽しい時間。田辺に来たら必ず寄りたい店のひとつ。
「市立牟婁保育所」のキリン(象も)の壁画、「錦水公園」のキリンのシーソー、キリンつながり。
「錦水公園」から降りたところにある「田辺城水門跡」。ここ数年はご無沙汰しているけれど、旅に城めぐりが欠かせなかった頃がある者としては重要な場所。
コンビニで買ってしまったデーリィフルーツサワーのピーチ味。和歌山のものじゃないけど懐かしい感じ。
前回より少し色褪せたけどかわいいポスト、再び。
「小山安吉醸造元」の看板はやっぱりいいなあ。前回は付き添ってもらえたので醤油を買いに訪れたけれど、私たちだけでは勇気が無くて通りかかったのみ。
振り向いて立ち止まる猫。
ミントグリーンの建物は田辺税務署。
次は「ララロカレ」へ。去年のツアーで最後にみんなで記念撮影をした場所で私たちも撮ってみたり。
くまお、と名付けられたパンとくまぐすあんぱん。田辺での最後の飲食です。
三色のツツジがきれいな庭。
「メガネの中川」の”ガ”の点がメガネになっている。
蟻と法螺貝の絵が描かれた看板は蟻通神社の事ですね。時刻は14時過ぎ。

夕方のくろしおに乗って帰る予定を急遽変更し、大阪に戻る事を決めました。
手作り本の新作の件で旅の間にBBからメールが届いており、その都度返信はしていたけれど気になっていたのです。私は卒業したからと言って製作や発送もろもろをBBにどんっと任せっぱなしだったのが申し訳なかった…かなり反省。
調べたい事もいくつかあったため、早く帰る事にしたのでした。行きたいところはすべてまわれましたし、白浜と田辺を十分満喫できました。
くろしおの車内でつまむ用に「宝来寿司」でひとはめ寿司を買いました。夫にも食べてほしかったのです。
暮らすように旅ができる田辺、また来ます。
和歌山県警のシンボルマスコット、紀州犬のきしゅう君。電柱のあちこちにいます。

木の断面にもきしゅう君。
ガラスで透明になっているきしゅう君。
薄暗い道で車のライトに照らされるきしゅう君。
…以上、この旅でのきしゅう君でした。
帰りも太平洋が見える側の席。時間を変更しても空いていてよかったです。
有田付近で山の上の風力発電をながめるのも好き。大抵は夕方に通るから、今回は明るい時間に乗車した事でいつもより見えやすい。
さて、ひとはめ寿司を食べましょう。みじん切りの赤しそを混ぜたすし飯の中心にはしめ鯖、ひとはめという海藻で包まれています。夫も気に入った様子。
買ったおみやげ色々と。みっちりと滞在した田辺は二度目なので今回は控えめです。
「伊平次屋」のうつぼの小明石煮、「マルサ」のうつぼぽりぽり揚。同じうつぼでも仕上げが違っていてどちらもおいしい。
「福菱」のかげろう、小箱に入ったタイプがあったのでおみやげに良さそうで買ってみました。
「鈴屋菓子店」ではデラックスケーキとレモンケーキを。工場が火災に遭われてから商品を限定して作っておられます。デラックスケーキは大阪のデパートでも購入できるけれど、レモンケーキはなかなか買えないので喜ばれます。
持ち帰った紙もの色々。
フリーでもらえる冊子、箸袋なども旅の思い出に。
「ゴロゴロみかんスイーツ」は大神さんのイラストが素敵なのです。
18時前に帰宅できそうだったので、新大阪で夕飯用にお弁当を買って帰りました。容器で決めた「淡路屋」の”夢の超特急 0系新幹線弁当”。中身は、酢飯の上に蛸旨煮、椎茸煮、錦糸卵、穴子煮、ローストビーフ、人参煮、生姜甘酢漬、酢蓮根、絹さや。山陽新幹線の全線開業40周年(1975年3月10日に岡山~博多間が開業)を記念してのお弁当みたい。
帰宅し、旅の洗濯を済ませてから夕飯にいただきました。
今回はJR西日本が出している”和歌山フリーパス”を利用しました。特急くろしおと和歌山フリーエリア3日間乗り放題が9000円!この年の6/27までの販売でした。
白浜駅でやたら見たパンダのキャラクター名は”わかぱん”。和歌山観光PRシンボルキャラクターだそう。”和歌山フリーパス”のお知らせもしてくれています。

旅の一ヶ月後、甲斐みのりさんと大神慶子さんと「鈴屋」を応援している田辺の方々で工場火災見舞いポストカードを作られたと知り、すぐに注文をしました。
大神さんのイラスト、写真家の吉次史成さん(「暮らすように旅する田辺」の撮影をされている)によるデラックスケーキの写真、甲斐さんの文章の三種で一セット。
ポストカードだけでなくデラックスケーキも一緒に。
送り状にはわかぱんとこの年の秋に開催される和歌山国体のキャラクター、きいちゃんが一緒にいます。
白浜での動物との時間も特別ですが、田辺での時間は夫婦ともに心身が休まり日々の疲れが和らぎました。関東に旅する時と違い、普段の生活のテンポとも違い、ひたすらゆったりとした空気の中をのんびり歩く、特別な時間を過ごせる町。
移住は現実的ではないけれど、疲れたなあと思ったらまたゆっくりと伺いたいです。
(2020.2.5 更新)

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