8.14 / 9.1

       
9/1(土)。先月に続き、写真美術館へ。この日からの永瀬正敏さんの写真展で、永瀬さんのトークショーがあるのです。トークショーは限定200人。来館順に整理券が配布されるそうで、到着した頃には無くなっている可能性も。それならば改めてゆっくりと観に行きたい。前日の夜は豪雨だったのもあり奈良行きを悩んでしまいました。
でも、無理の無い程度の早めに出発をして向かってみたらなんとか間に合った!整理番号、126、127番でした。
会場は豪雨で浸水したそうで午前の展示はお休み。
湿度が高めの日だったのでなるべく歩かないようにしようと高畑町のバス停まで歩き、バス移動で「鹿の舟 竃」に来ました。背面に白雪ふきんの広告!
先月に続いてこちらに来たのは写真美術館から遠くないし、好き嫌いが多い私でもこちらだと食べられる物がほとんどなので安心なのです。
今回は野菜の豚肉巻き定食を。今日の副菜は蕪の梅和え、割り干し大根と蓮根のきんぴら、本日のお漬物。
この日もおいしくいただきました。
食後は徒歩で写真美術館に戻りました。
復旧作業後、12時半から展示が観られるようになったそうです。永瀬さんも作業をされたとか。
『呼吸 ~Breath of life ~』、永瀬さんが撮影されたポートレイトは撮れないけれど、街の写真は撮っていいとの事で記念に数枚を撮りました。
著名人のポートレイトは私たちが好きな俳優やミュージシャンが多くて、永瀬さんが撮る事でまた違った表情が見られたのも良かったです。
トークショーは一旦会場から出て並びます。13時半から並び始め、トークショーは14時から。
もうすぐ生・永瀬さんと会えると思うと緊張です。
半分よりも後半の整理番号だったので座席には座れず立ち見でしたが、なんとか見える位置をキープ。
永瀬さんが登場されると一気にカメラを持った手が伸びてうまく撮れずじまいでしたが、撮るよりも目で見つつ、話を聞くほうに切り替えました。
館長の百々俊二さんとのトークショー、撮影時のエピソードなど貴重なお話を多々聞けて来てよかったと思えました。途中から館長の息子さん、百々新さんも参加。

そしてトークショーの後、永瀬さんが来場者全員にサインをして下さるとのお知らせが。写真集を買わなくてもフライヤーでもかまわないとの事。しかし…夕方からのマリノスの試合には帰宅したい、サイン会に並ぶと帰るのがかなり遅くなってしまいそう…諦めました。
今思うと何故諦めたのだろう?、十代の頃からの憧れの人と接する事などもう二度と無いだろう(夫は過去に一緒に写真を撮ってもらっている)。後悔しまくりです。
永瀬さんだけでなく、偉大な人とは交流してはいけない気もするし、サインをしてもらっている間の会話とか絶対にできないだろうし、帰って来て正解だったのだと考えるようにしています。
サイン会に後ろ髪をひかれつつ、足は写真美術館から離れて行きます。
煉瓦の塀がかっこいい家、猫の置物が並んでいる塀。
花屋さんの”花”という字の装飾が素敵。
そしてナラ・ポリスのナポくんが「鹿の舟」前の電柱に。女の子のナピちゃんもどこかにいるのでしょうか。
大阪に戻る前に「鹿の舟 囀」で喫茶休憩。
サイン会は諦めたのに喫茶はします。整理番号的にも喫茶時間の倍以上は時間がかかるでしょう。
16時を回っているからか店内は静か。大阪だとこの時間でも満席だったり賑やかでしょう。
mina perhonenのテキスタイルのソファに座りました。
飲み物は二人ともホットコーヒー。そして以前にも食べた、大和なでしこ卵と塩もみきゅうりのサンドイッチを分けました。
あ、取り皿は堀井和子さんのリムプレートだ!これだけでも嬉しくなります。永瀬さんに続き、十代の頃からの憧れの人。
「囀」と「竃」の物販コーナーでは望月通陽さんの絵がかわいい焼き菓子や梅干し、「樸木」のパン(かぼちゃ、にんじん、ごまの三つ入り)を買いました。
バスの時間に合わせて店を出たので一時間も休憩をしていませんでした。それでもおいしいものを食べて買って大満足。
近鉄奈良駅に着いたのは17時前、奈良の景色を目に焼き付けてから駅があるホームに下りました。
慌てて帰った甲斐があり、マリノスはレイソルに勝ち、夫が応援しているガンバも勝ったので帰って来て良かったです。負けたりなんかしたら「帰って来なければよかった!」って思いそう。
(2022.3.20 更新)

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