2018.08・09 奈良

暑い時期に続けて奈良へ行った時のお話です。
行き先はどちらも「入江泰吉記念奈良市写真美術館」。かなり若かった頃、開館されてわりとすぐに奈良のさやちゃんに連れてもらったのを思い出します。その当時は「奈良市写真美術館」で、2007年に改名されていたのをこの時に知りました。petit voyage上では”写真美術館”と略しています。

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8/14(火)。お盆休み真っ只中の夫とお出かけ。
近鉄奈良駅からバスで移動、せんとくんのラッピングバスだ!座席のシートカバーには鹿の家族。
写真美術館の方向にある、という事で昼食は「鹿の舟 竃」へ。「くるみの木」は一条店でランチを食べた事が一番多いのかな?席の予約ができないので並ぶ時間がある時でないと行けないし、たまに行っていた「秋篠の森」もゆっくりといただく食事だし、「くるみの木」関係では「鹿の舟 竃」が一番利用しやすいのかなあと思ったりします。
食券を買って少し並びます。夏休み期間でもそんなに混んでいなくてよかった!
トレイに副菜とお漬物、味噌汁とお茶を乗せて席で待ちます。
番号札は4番(この当時のマリノスのDFを思い浮かべつつ)。味噌汁は茄子をメインに具沢山。
メインとご飯を運んでいただきました。私はれんこん饅頭定食、夫は野菜の豚肉巻き定食。好き嫌いが多めな私でも食べられる物が多いメニューばかりなのがうれしい。
副菜は苦瓜とえのきのお浸し、新蓮根と蒟蒻のピリ辛炒め、そして本日のお漬物。
夫はご飯をおかわりします。竃炊きでおいしいので私もおかわりしたいところだけど喫茶休憩のためにお腹を空けておかないと。
物販コーナーでわらび餅粉、山椒の佃煮、「樸木」のクッキー三種(ピーナッツとほうじ茶のクッキー、ナッツナッツクッキー、バナナとココナッツのクッキー)を購入。
同じ敷地にある「鹿の舟 囀」にも寄ります。青空と緑色が広がる景色が同じ関西だとは思えないほど遠くに来たような気持ちに。
きれいな蓮の花。
喫茶休憩は今日はやめておき、こちらの物販コーナーもチェック。
タイミング良く、「tohe」のスコーンが入荷していました!
四角いビジュアルが魅力的。包まれた紙にスコーンの内容が書かれています。
左からコーヒー、アーモンドとオレンジピール、無花果。天然酵母で作られており、一つの包みの中に三枚ずつ入っていました。
囀のドリップバッグも購入しました。「樸木」のクッキーとともに友達に送ろう。
このかわいく飾られているのはかぼちゃなのだろうか?
写真美術館に向かう途中で鹿と遭遇。こっちを見ている!
すぐ近くにも鹿たちが何頭もいました。
奈良公園でなく住宅街で出くわすとちょっと怖い。
元カレー屋さん?、閉店している店の前に埴輪が何体か並んでいます。現在はジェラート店になっている様子。
新薬師寺の横を通り、写真美術館に到着です。
来たのは何年ぶりでしょうか。当時と同じルートで散歩をしながらの到着です。
壁には入江泰吉さんの親友の画家、杉本健吉さんが常滑焼で制作した『華精』。
今回の目的は川島小鳥さんの写真展『つきのひかり あいのきざし』を観に。台湾と尾野さんの奈良・吉野での撮影。ご実家での尾野さんの表情もよかったなあ。
海を感じた台湾の写真と、山を感じた奈良の写真。余韻に浸りながら喫茶休憩。春にも来たけれど、またもや奈良ホテルへ。季節によって景色も変わっています。
友達の結婚式を含め、何度もこちらに来ているのですが、玄関を通るたびに「次こそは泊まりたいなあ」と思っています。
二人ともケーキセットを。夫はコーヒーとモンブラン、私は飲み物を紅茶(ダージリンサマー)にし、緑茶とチョコレートのケーキ。ケーキはお互いのを少し食べたりも。
テーブルに飾られている花や窓からの景色も春に来た時とは違い、季節を感じながらぼんやりと過ごすのを楽しめるようになったのは年齢を重ねて来たからでしょうか。
休憩後にはロビーの桜の間に寄ってもうひと休み。
わざわざテーブルの木の蓋を開けて碁盤にしてみたり。碁を打てるともっといいのですが。
奈良ホテルの歴史を感じられる、昔の案内カードやマッチ、レストランのメニューなどが展示されていました。
ホテルショップも少し覗いてから移動をします。
理容店のシャッターにサインポールの家族のイラストが。赤・白・青の青が緑のタイプ。
興福寺の五重塔が見える通りは夜によく歩いていたのを思い出します。静かで趣がありました。
おくりものと手芸の店「すみれや」のすみれの看板。

「ぜいたく豆本舗」があった場所はローソンになってしまったけれど、店内には今も商品が並んでいます。ジャイアントコーン、梅かつお、スパイスインズの三種を購入。
そして通りかかったらやはりながめてしまう、高速餅つきの「中谷堂」。観光客の方々に混じって楽しませていただきました。
そして今回も撮影、奈良市のマンホール。
駅に設置してあるせんとくんと鹿にも別れを告げ、駅のホームへ。次にまたいつ来るのか決めていない時はもっと長居したくなるけれど、また来月に来るので明るいうちに帰ります。
今回は”奈良・斑鳩 1dayチケット”というのを使ってみました。大阪のバスと地下鉄、近鉄線も含めて一日乗り放題なのです。この当時は1650円でした。
お盆休みだけどそれほど人混みに出くわさず、真夏だけれどそれほど暑くなく、気持ち良く過ごせた一日でした。
(2022.3.20 更新)

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