2014.5.31−6.1 香川へ

5/19に京都から大阪に引っ越したばかりだというのに、勢いで旅に出ました。
私が香川に行くのは約20年ぶり?ライブを観に行ったり、猪熊弦一郎現代美術館に日帰りで行ったりも。夫は結婚後に一人旅で行った事があり、二人で行くのは今回が初めてです。

5.31 / 6.1   ←クリックするとその日に移動します。

       
5/31(土)。高松でモーニングを食べる事にしているので早起きです。7時過ぎには新大阪駅に着いていました。
岡山までの新幹線が来るまでの間、そばにいた500系をながめます。尖り具合がかっこいい!運転席の横には“JR500 WEST JAPAN”の文字。
7:35発のひかりに乗りました。新幹線に乗るとついつい何かを食べたくなるけれど旅先でのモーニングが控えているので我慢しなければ。それに岡山には一時間もかからずに着きますしね。あまり西方面に乗らないので忘れがちなのですが。
岡山でマリンライナーに乗り換えます。いいお天気だったので瀬戸大橋を渡る景色がきれいだった!前に来た時には携帯電話どころかデジタルカメラを持っていなかった頃なので記憶には残っているけれど写真では持っていません。ここぞとばかりに撮りまくりました。
9:39に高松駅に到着。”さぬき高松うどん駅”!?しばらく来ていないうちに愛称ができていました。
駅が笑っています。”たかまつえきちゃん”ですって。
まずは「くつわ堂総本店」へ。一階では瓦煎餅を売っていて、こちらの二階が喫茶室になっているのです。壁には猪熊弦一郎の絵が。
モーニングのセットは目でもお腹でも満足、これからも香川に来たらここのモーニングが食べたいから朝食が付いていないホテルに泊まろうって思いました。
中央公園に移動。”ハゲさん”というたぬき。貧しい老夫婦を助けるために茶釜に化けて売られて行き、毎日磨かれて頭が禿げて泣いていたというお話が。
中央公園にはイサム・ノグチの遊具があるのです。こかげ広場にあるOCTETRA、PLAY SCULPTURE。PLAY SCULPTUREにまたがってみました。
そして丹下健三設計の「香川県庁東館」へ。1958年竣工。平日ではないので閉まっていて中には入れないのですが、外からのぞくように見学しました。
ベンチやカウンターは丹下研究室のデザイン。壁には猪熊弦一郎のタイル壁画”和敬清寂”があります。猪熊氏が当時の知事だった金子氏に丹下氏を紹介したのです。
このガラス張りの明るいエントランスでぼんやりと過ごしてみたい。怪しくガラスにへばりつく私たち。いつか平日に行き直さないといけませんね。
そうそう、高松駅に着いてからレンタサイクル管理センターに行き、自転車を借りて動いていました。自転車に乗るだなんて長年していませんでしたし二人で慣れない高松の町を走るのが変でおもしろい。
自転車で次に向かうのはお昼ご飯を予定している店。徒歩だと30分ほどの距離が15分で到着しました。
「麦蔵」。香川といえばうどん…なのかもしれないけれど、うどんを食べ過ぎると胃がもたれやすい私はこの旅でのうどんはこちらだけなのです。
おにぎりが並んでいてそそられますが、来る前から決めていたかしわざるうどんのみを。かしわ天もうどんも最高!夫はとり天ぶっかけ。
海を見ながら自転車を走らせます。試合やコンサートをからめず自転車を借りたりなんかして、珍しく旅っぽい事をしている私たち。
以前から来てみたかった「プシプシーナ珈琲」へ。お店を知ってから来るまでの間に移転をされました。お店の外にコーヒーのいい香りが漂っています。
Tivoli Audioのラジオがあるカウンターと、本棚に向いたカウンターがあり、私たちはラジオ側に。日射しが強く暑かったのでアイスカフェラテ。スコーンは半分こ。
憧れのお店へ念願の初訪問。長居したいところですが、近いようでなかなか来れない香川、欲張って飲食予定を詰め込んでいるのです。次の目的地へ移動します。
「プシプシーナ珈琲」からすぐの所にある壁画が素敵な倉庫かな?思わず撮ってしまいました。
香川県県民ホールに立ち寄りました。ロビーにある猪熊弦一郎のセラミック陶板の壁画”21世紀に贈るメッセージ”。1988年の作品。
緞帳も猪熊氏によるものだそうで”太陽と月の住むところ”。
7月に公演がある「王様と私」のからみで松平健の等身大のパネルが。
大北製麺所の柵が素敵。
そして以前来た時には無かった「北浜alley」に来てみました。古い倉庫を利用して作られた店舗が入っている複合施設。
「北浜alley」にある「umie」で休憩する事に。カジくんがこちらでカフェライブをしていて行ってみたかったのです。夫は以前にも来た事があります
私はベリーエールを。いちご、カシス、ラズベリーのシロップをジンジャーエールで割っています。窓から海が見えてうれしい。夫はモナンソーダのカシスを。ペリエにシロップを混ぜた飲み物。シュワシュワッとした飲み物で暑さと疲れが和らぎました。
高松港と小豆島を結ぶ国際フェリー。遠くてはっきりと写っていないけどこれはキリンだ(デッキにモニュメント)。
そろそろ移動します。
次は…「リーガホテルゼスト高松」にチェックイン。
荷物を置いて一休みをするつもりが昼寝をしてしまいました。早起きの疲れもあったのかもしれませんね。
少しでも寝た事でパワーアップ。お腹もリセットされたようです。
ホテルから近い「城の眼」に行きました。外壁は建築家、前川國男が設計。こちらも常々行きたかったところ。今回の旅はそういう店ばかり行きます。
この後に早めの夕飯を食べに行く事にしているのでこちらではコーヒーのみ。
建築設計、家具は山本忠司。1962年に開店されたのだそう。
そして日の沈まないうちに夕飯を食べに「しるの店おふくろ」へ。
小鉢はサラダと肉じゃがを選びました。
鰹のたたき、鯛のフライ、そして豚汁。白味噌です。
おひつに入ったご飯とおつけもののセットもあるのですが、この後に別の店でまだ食べるのでやめておきました。”しるの店”ですし、汁物で〆ました。どれも一つずつ、分けました。
そして「半空」に…行くつもりでしたが、店内は満席。席が空くのを待つというのもいつになるかわからないし、今回は諦めました。夫は一人旅時に来たそうです。
「半空」に行かなかった分、候補には挙げていたけれどお腹の容量的に諦めていた「らーめんや」に行ってみました。え〜ぶんらーめん、そしてとりめし半分を分けて食べました。ハムだけが入っているうまいぶんらーめんというのもあり、ハムとチャーシューが入っているのがえ〜ぶん。とりめし半分は容器に半分だけ入っているビジュアルがいいね!汁、麺、米で三回〆た感じです。
高松のマンホール。源平合戦の戦いで、那須与一が扇の的を射る様子。黄色バージョンとカラーバージョン。
高松信用金庫のシャッター、”ず〜っとあなたの応援団”、自転車を返しに行った片原町駅そばにあったスヌーピーのシャッター。
明日はことでんに乗ってみようと思います。
ホテルまで散歩をしながら丸亀町壱番街のドーム広場。
ホテルの一階には要潤のポスターが貼られていました。"うどん県 2011年10月に改名。”だそう。
高松市内は二十代前半にTHE PRIVATESのライブでオリーブホールに行った以来。四国ツアーは高松が最初で、愛媛、高知と追っかけるのが目的だったし安いホテルで食も節約していたと記憶しています。
その後は18きっぷを使った日帰りで猪熊弦一郎美術館に何度か行きました。次の日は丸亀にも久しぶりに行くのです。あと一日、飲食もたっぷりと楽しみます。
(2018.1.24 更新)

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