2020.9.29 結婚記念日のお出かけ

結婚記念日だからと言って特別なイベントは考えるほうではないのですけど、「ミナ ペルホネン / 皆川明 つづく」が関西ではこの時期の開催だという事で、9/29に予約をし、夫は有休を取りました。
いつも通りな事もあったり、ちょっと特別な予定もあったり…という一日。

9/29(火)。まずは特別じゃ無い用事。タワーレコードで嵐の特大パネルを撮影しに行ったり、くるりの企画「くるりの10足」の展示を見たり。
嵐のBlu-ray「ARASHI Anniversary Tour 5×20」はネットで注文をしているので発売日の明日あたりに届くみたい。
くるりのほうはアルバム「QMV」の発売記念をきっかけに作られた10種類のカスタムスニーカーの一部が展示されるというもの。梅田大阪マルビル店は「There is(always light)」!

そして三宮に移動、ネットで購入を悩んでいた洋服の実物を見たかったのとサイズ感が知りたくて実店舗に行ってみました(その後、購入)。
そのビルに入っていた「イナズマ お米研究所」で醤油麹と甘酒で煮込んだ牛肉のすき焼き風煮込み定食のお昼ご飯。
(コロナきっかけで2021年5月11日に閉店されました)
バス移動で兵庫県立美術館へ。上から覗いているカエルはラバーダックと同じ作者、フロレンティン・ホフマンさんによるもの。
予約時間より早く到着。
前の年に東京都現代美術館で『ミナ ペルホネン / 皆川明 つづく』を見に行ったけれど、展示の仕方などがまた違うし、関西だし、で来たのです。
予約時間まで館内の「カフェ フォルテシモ」で喫茶休憩。コロナ禍で美術館などでの予約時間が普通になったのは混雑がマシになって私にはよかったです。
前方に広がるmina perhonen(以下ミナ)のテキスタイル。少し離れた場所から見られるのは東京とはまた違って楽しい。クッションは一つあたり50平方cm、約330個!
”「森」―洋服の森―”。
設立当初から現在にいたるまでの服が並んでいる、って事は去年に見た時よりも増えているのかな。
”「芽」 ―テキスタイルのためのデザイン―”。
鉛筆や絵の具、貼り絵などの方法で作られたデザイン画が飾られています。
ほとんどのテキスタイルが好きだけど、「one day」や絵の具で塗った紙の切り絵で表現されている「triathlon」は特に見入ってしまいました。
”「根」 ―挿絵―”。
朝日新聞の「日曜に想う」の挿絵たち。朝日新聞をとっていた時期があり、日曜が楽しみでした(新聞、読むページよりも広告のページが増えてしまってやめてしまった)。
谷川俊太郎さんと皆川さんが作られた絵本「はいくないきもの」の挿絵。皆川さんが描いた空想の生き物たちと谷川さんが五七五調で綴る言葉。
壁画「a day in life」はこちらでの展示が始まる前に皆川さんが制作されたもの。
トリの姿を表現されている絵「northern bird」も好きです。
”「種」 ―アイデアと試み―”。
「life puzzle」は前の年の12/28、東京都現代美術館の休館日に皆川さんが描かれた壁画、私たちはその前に行ったので見られなくて残念だったけど、こうやって兵庫でも見られたので嬉しかったです。
皆川さんがフィンランドで衝動買いしたコートは東京でも、『1∞ ミナカケルーミナ ペルホネンの今までとこれから』展でもじっくりと見たもの。このコートと出会わなかったら今のミナはなかったそうですしね。
ミナのデザイナー(現・代表取締役)田中景子さんのアイデアの出発点。
安藤雅信さん×皆川さんの作品に天井の「jellybeans」が写ってる!
「piece,」で買ったり見たりするものもたくさん飾られています。ワンマイルバッグやusagi cushionの型紙などやっぱり好きな展示。リメイクデニムもかわいいなあ。
皆川さんのスケッチブック。ミナの哲学が感じられるメモも飾られていました。
「KLIPPAN」とミナがコラボしたブランケットも。
皆川さんが発案、中村好文さん設計の「shell house」。
こちらの会場の構造を利用した天井の「jellybeans」。
二度目の「つづく」展も楽しめました。撮影可能な場所の一部を撮りましたが、大半は撮らずに見て楽しんだかな。人数制限がされていたので見やすかったです。
会場ごとに展示の仕方が変わるし、可能なら全会場に行ってみたかったほど!旅とその地域の試合観戦も合わせたりできたらよかったのに、なんて後で思ったりしています。
この年からの常設となった彫刻家・新宮晋さんの「星の海」。安藤忠雄さんのシンプルな建築に合っています。
そして上には青いりんご。
この青いりんごも安藤忠雄さんがデザイン。こちらの”海のデッキ”には2019年2月から展示、繊維強化プラスチック製で、高さ・幅・奥行きはいずれも2.5m。
青いりんごのまわりをぐるぐるとながめていると、上からも楽しみにしている作品がちらっと見えています。兵庫県立美術館に来ると展示並みに見ておきたい作品!
ヤノベケンジさんの「Sun Sister」、愛称は「なぎさ」。阪神・淡路大震災20年のモニュメントとして2015年に設置されました。
希望の象徴としての”輝く太陽”を手に持って大地に立ち、世界中のすべての災害からの復興・再生を見守っています。
バス移動で阪急電車の王子公園駅へ。駅のあちこちにパンダがいますね。すぐ近くにパンダのタンタンがいるというのに白浜にばかり行っていたなあ。
武庫之荘駅で下車、行ってみたかった「BROWN COFFEE」で喫茶休憩。2019年にオープンされ、SNSで見ていて気になっていたのです。
二人ともドリップコーヒーを。おやつはドーナツのプレーンとチーズケーキを分けました。チーズケーキに乗っているのはブルーベリー。
この時期は19時までの営業時間なのにお店に入ったのが夕方。それで諦めたけれどフードメニューもおいしそうでした(ドライカレーやミートソーススパゲティとか)。阪急神戸線を利用する事があればまた寄りたいとずっと思っています。

帰りに武庫之荘駅まで歩きながら思いつきで「青空blue」で夕飯を食べよう!と。電話で予約をし、時間に合わせてお店に向かいました。
淀屋橋の「青空blue」、久しぶりです。
コロナ禍って事で外食が減っていたし、世間もそういう感じなのか空いていたのでスルッと予約ができました。
お酒を飲んで結婚記念日のお祝いって感じです(兵庫のお酒、福寿)。
薬味もたっぷりなサラダ、大山地鶏のさんしょう塩焼き おろしポン酢がけ。
とうもろこしとオクラのかきあげ、豆腐のみそ漬け。
お酒を追加。なんとなく関西のお酒を中心に選びました(和歌山の”紀土 -KID-")。
朝挽きささみのとりわさ、〆に太巻き寿司を半分サイズ、そして大好きな自家製粉粗挽きざるうどん。

普通の休日のようなスタートでしたが、後半は記念日っぽい(?)盛り沢山な時間を過ごしました。
本来は記念日だからと言って派手な事をしたいとは思わない私たちですが、珍しい一日だったし写真が多めだったのでこちらにメモするように載せました。
その後はますます、特別な事をしなくても元気で穏やかに過ごせたらいいな、と思うようになっています。
(2025.1.28 更新)

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