プレゼント / さやちゃん / ユミさん　

　　　　　　　
四十九日の法要が終わり、嵐のコンサートで福岡に行き、少し落ち着いた頃にユミさんからお誘いがありました。近い人を亡くすつらさを知ってらっしゃるのもあり、父の入院時や死後以降も気にかけてくださっていたように思います。
5/29（水）。浄土寺のバス停付近で待ち合わせ。
ユミさんが菜食レストランの「光兎舎」を予約してくれていました。二人とも来るのは初めてです。
カウンターの席に通されました。
お皿に乗った小さなお手拭きがかわいい。
お店で使われている器や飾られているものも興味深い。
ランチメニューは”光兎ごはんプレート”と、”光兎カレープレート”の二種。私たちはごはんプレートにしました。
内容を見ているだけでどれも食べられるものだからおいしそう（肉や魚があると苦手なものが時々ある）。
・新じゃがいもとほうれんそうの緑色のポタージュスープ（冷））
・大豆肉の唐揚げ 南蛮甘酢だれ
・揚野菜とおから団子 ひじき味噌
・揚げゆば
・ごぼうのトマト煮
・山芋の木の芽味噌
・かぼちゃの甘煮
・野菜 梅肉のり巻き
・五目白和え
・押麦とコーンの香菜のマリネ
・グリーンサラダと人参ラペ ミントとマスタードのドレッシング
・山田ファームの三分づき 五穀ごはんとお漬けもの
…もちろん、どれもおいしい！メニューを見ながら確認しつつ、ひとつひとつ味わいました。きっとカレープレートもおいしいのでしょうね。
錦市場の「hale」におられた方のお店で、「hale」は私が食事を変えていた時期にお世話になっていたお店。
大阪からだと遠いのでなかなか行けないでいたけれど、こうやって来る事ができてユミさんに感謝です。
一階は店主さんの弟さんがされているギャラリーになっていて、この時は小田原亜梨沙さんの「その先の風景」の展示中。
ドローイングの「my diary」は小田原さんの”幼少期の記憶をもとに、行動の断片、ふとした時に垣間見える風景”などが描かれていて面白いものがたくさんありました。
どこかで見た記憶があるイラストだ…と思っていたら、昔のクウネルに小田原さんが描かれているページがあったのです（表紙がTRUCKの号）。
「光兎舎」がメインの予定だったので、あとは無計画に散歩をします。ユミさんとは例え計画を立てていても、歩きながら、思いつくままに立ち寄るというパターンが多い気がしたり。
途中にバレエのステンドグラスがかわいい窓がありました。
つい数日前の5/25に閉店された「ベーカリーヤマダ」。パンだけでなく、入れてくださる袋も好きでした。
今は居抜きで別のパン屋さんが入られているみたい。
行った事が無かった「ホホホ座」にも寄り、「光兎舎」のギャラリーでいただいたDMのtomokochin-pro 岩田知子さん「せんぷうき」の展示を見ました。
タイトルになっている”せんぷうき”をモチーフにしたイラストや、レイ・ハラカミさんの「わすれもの」のドローイングも見られました。
もちろん、書籍売り場にも。今回は何も買わなかったけど、欲しくなる本がたくさんあったので買い物リストにいくつかメモしました。
お茶休憩をしましょうか、って事で、バス移動をして「cheka」に来ました。ユミさんと来たのはいつぶりかな？たしか、教えてくれたのがユミさんでした。
やっぱりティラミスを。ほぼ、これを食べています。飲み物はブレンドコーヒーで、ユミさんも同じ組み合わせ。かき氷を食べている人が多かったな。
まだ明るいけれどもう夕方。暑過ぎず、さわやかな一日でした。ここからはユミさんと逆方向なので、バス停でお別れ。
ユミさんからいただいたもの。リボン型のクリップで留めてあるセット。袋の中のサンリオとリバティのコラボ生地にもリボンで結ばれています。
包まれているのは「宝泉堂」の”賀茂葵”。丹波大納言小豆を炊いたものを葵の葉の形で作られたお菓子。ハート型のようにも見えますね。
今日行ったあちこちでいただいたDM類。
京都に住んでいた頃より展示を見に行く機会が減っているけれど、DMだけでもほんの少し見られたような気持ちになっていいものです。
おいしいものを食べたり、話したり、いいものを見たりっていうお出かけをする日はまた少ししたらやって来ます。

7/10（水）。阪急電車には祗園祭のヘッドマーク。
大丸京都店のフロアにはレプリカの長刀鉾、函谷鉾、鶏鉾。
今日から鉾建てです。
でも今日の目的は祗園祭でなく、ユミさんと遊ぶ日。
待ち合わせは「イノダコーヒ本店」、”京の朝食”をいただくという朝ご飯スタートな日です。
アラビアの真珠をいただきながらおしゃべりをした後、13時前に「MALDA」に移動。テーブルや椅子、テーブルウェアもババグーリ。
ランチメニューのカレーをいただきました。セットの飲み物は冷たいレモングラス茶を。
有機玄米に黒米を混ぜて炊かれたご飯の上には四種類のピクルスが。野菜がたっぷりのベジタリアンカレーはおいしかったなあ。ライタ（水切りヨーグルト）も付いています。
ごま塩とポディ（ひよこ豆と唐辛子のパウダー）で好みの味に変えて楽しめたりも。
食の時間が続いたので少し散歩をしつつ「小さい部屋」に連れてもらいました。7/27からのトラネコボンボンさんの展示のフライヤーをいただきました。
お買い物はシンプルなコースターを二つ。他にも欲しいものがたくさんあったなあ！
移転されてから初めて来たのでうれしくて長居をしてしまいました。
「小さい部屋」から寺町通に出て南に下がって行きます。途中で見つけた素敵な面格子。
漢方の病院の通院で月に一回は京都に来ているけれど、病院がこっち方面じゃないからなかなか来る事がないので、ここぞとばかりに「鳩居堂」にも寄りました。この時期は建て替え中で、向かいの仮店舗での営業中。
パンの柄がかわいいレターセットと、寄ると数枚は買ってしまうシルク刷はがき。夏の絵柄を選びます。
時間は15時、３時のおやつにしましょう。
「スマート珈琲店」でホットコーヒーと自家製プリン。朝から食べ過ぎているけれど柔らかいプリンなら大丈夫。
そのままさらに南に下がり、「mina perhonen piece,」へ。小さな買い物をしたけれどちゃんとかわいい袋に入れてもらえてうれしい。
袋を留めてあるクリップにもちょうちょ。
thank you very badgeとくるみボタン、どちらもlintuで合わせてみました。
16時をまわった頃、「フランソア喫茶室」へ。隣には7/21にオープンする「フランソア洋菓子店」。フランソアでお馴染みのケーキをテイクアウトできますね。
さすがにもう固体は入らない、って事で、ラ・フランスジュースを。ユミさんは巨峰葡萄ジュース。
たくさん食べて飲んでお腹いっぱいのツアーでした。
ユミさんからいただいたもの。黄色い包みに手書きで”NARA OMIYAGE”と書かれています。いつもお出かけのお裾分けをかわいくしてくれるんです。
中には牛乳石鹸の赤箱…牛じゃない、鹿ですね！奈良ホテルのおみやげ。
紙袋の中にはホテルタグのラベルステッカー。
牛乳石鹸は、奈良ホテルが創業110年のコラボで、限定プランを利用したお客さんにもらえるのだそう。
片面にはちゃんと牛、側面には鹿と牛。
喪中だから喪に服しておとなしくしておくべき、と昔は思っていましたが、実際に遊ぶのを控えておとなしく過ごしていたら沈む一方で病んでしまっていたかも。
おいしいものをいただいたり、「つれづれ好日」のおかげでホームページを続けていこうという気になれたし、誘っていただいてお喋りしていたり、楽しい事で気を紛らすほうが良いよな、という結論に達しました。
そんなわけで（というわけでも無いけど）、７月に急に旅を二つ決めたり、12月には行っておかねばならない旅をしたり。控えめながらも思っていた以上に動いた喪中となりましたが、父の事を考える時間は多かったです。直後よりも月日が経ってからのほうが思い出したかな。急な別れだったから最初は実感が薄かったのもあります。
ホームページを見て下さっている方々が優しい声を掛けて下さったのも感謝しています！
（2023.2.4 更新）

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