2019.2.18 白浜

前年の11/22に生まれたパンダの彩浜。赤ちゃんパンダを見られる時期は貴重だし、田辺市と合わせて泊まりで行くつもりでした。
旅を決めた後に父が入院。彩浜に会いに行くのをやめようと考えたけれど、相談した結果、日帰りで行く事に決定。それでもやはり気になって沈み気味なお出かけとなりました。

2/18(月)。朝、9時過ぎの特急くろしおで白浜に向かいます。
新大阪駅にも彩浜の紹介ボードが飾られていました。
私の朝食は「米屋のおにぎり屋」のだし巻き弁当。ここしばらくの旅では食べていなかったので久しぶりな気がする。
夫は新大阪駅の「de tout Painduce」のパンとセブンイレブンのカフェラテ。
今回も座席にある緊急時の脱出案内を。緊急だけどかわいい。
いつも車内から見ていた印南町のかえる橋。今回は撮影できました(連写)!
赤い大きな蛙の上には黄色い小さい蛙。1995年3月に作られたようで、蛙は印南町のイメージキャラクター。町のあちこちに蛙のオブジェがあるようです。
そして海が広がる景色。お決まりの景色を見るために、いつも和歌山方面に向かう時は海側の座席を選んでしまいます。
乗客のほとんどが白浜に行くのかと思いきや、途中で車内がガランと静かに。
私たちが白浜に着いたのは11時半。関東方面に遠征する時と同じぐらいの乗車時間。
すぐにアドベンチャーワールドに向かいたいところですが、しばらく白浜駅をうろうろと。いつも撮影する場所に変化が無いか、無ければホッとする時間です。
郷さとこさんの”お散歩ペンギン”もちゃんといました(立体的なのは前回だけだったのかな)。
パンダ駅長がいる改札を通ります。
381系くろしおに設置されていたのと同型のパンダシートが記念撮影用に置いてあります。
駅の外にある親子パンダ。付近はパンダだらけです。
明光バスでアドベンチャーワールドに向かいます。和歌山のキャラクター、わかぱんときいちゃんがしばらく来ていなかった間にラッピングされていました。
12時過ぎにアドベンチャーワールドに到着。
誕生日にアドベンチャーワールドに来ると入場料が無料。今日は夫の誕生日なのでした。入園時にバッジをいただきました(無料になるサービスは現在はされていない様子)。
”40th ANNIVERSARY since 1978”とあり、1978…?夫と同じ年!アドベンチャーワールドと同じ年に生まれたのか。4/22に開園したので、この時でもうすぐ41年が経つところでした。
まずはやっぱり彩浜がいる”ブリーディングセンター”へ。二年前の結浜の時よりも華やかに飾られています。そしてかなりたくさんの人が来ている…!
列に並び、少しずつ彩浜に近付いていきます。
立ち止まれる数分の間に撮影。ちょうど動いてくれていてよかった!
結浜の時は見放題だったので無制限で赤ちゃんパンダをながめていたけれど、列に並び、移動をしながら見るというシステムに変わっていてショック。人が増えたという事ですね。
時間が許せば再度後ろに並んで見学をする、というのを何度もできました。休日だともっと人が多いだろうし、並び直すのも大変そう。
母パンダの良浜は彩浜と少し離れたところで食事中。
父パンダの永明は屋外で日に当たりながら眠っていました。
一時間ほどパンダを堪能した後は昼食を。フードコートっぽいところで選ぶ事にしました。
ツインパンダカレー、これは二名用なので飲み物も二つ付いています。
親子パンダのかやくご飯、パンダいなり寿司、パンダだらけの気になるメニュー。
園内のパンダ色々。
来るたびに無くなっていないかをチェックしてしまうお気に入りのパンダの椅子(電車の椅子を改造?)。
ペタッと地面にいるパンダ。
パンダのコーヒーカップ、パンダフルコースター(乗ってみたいけど高い所も走るので難しい)。
2010年生まれのサーバルキャット。設置している特徴によると3mもジャンプができて飛んでいる鳥を捕獲する事もできるそう。
ふれあい広場へ。
ちょうど餌やりタイムが終わったコツメカワウソ、ペアでいつも一緒にいるベニコンゴウインコ。
マーラは周辺にたくさんいて餌をあげている人もいる。
人懐っこいアヒル。
ウサギ。この一年前に「ウサギ・モルモット フレンドハウス」がオープンし、そこにいるウサギもいるけれど、外で元気に走り回っているウサギもいます。
そしてわんわんガーデン。夫は犬を触れるけれど、私はちょっとこわいので少し離れて見学。
イルカたちのマリンライブが始まる時間に合わせてビッグオーシャンへ移動します。
トレーナーさんとイルカたちのパフォーマンスに今回も感動で胸がいっぱいになりました。父の事が気になりつつの滞在だからちょっとした事で涙が出るこの頃。
そしてもう一度彩浜の列に並んで見学。元気に遊具に登っているかと思いきや、上で丸くなって眠りそうな状態。動かなくなったところでお別れです。
竹の葉を入れて作った麻袋のクッションには”永明大スキだよ”と飼育スタッフのメッセージ入り。バレンタインデーですね。
永明は帰りたそうな後ろ姿。
パンダカーに乗る、誕生日の夫。
胴長のパンダは両替機になっています。
再びふれあい広場。
ホオジロカンムリヅル、おとなしいそうだけど近づくのはこわい。
カバ。申し込めばおやつをあげる体験もできるそう。
フレンドハウスにいるうさぎとモルモット。ふわふわのかわいいのがいっぱいいて、犬を触れない私もここでは楽しめます。
ふれあいの里のパン工房で休憩。クリームチーズ入りの彩浜パンと悩み、あまおうのイチゴメロンパンを分けました(今だったら二つとも買って分けたのに)。
彩浜ばかり見て、エントランスに近い場所にある「パンダラブ」にまだ行っていませんでした。
二年前は赤ちゃんだった結浜、2014年生まれの双子の桃浜と、帰りたそうな桜浜。三頭とも赤ちゃん時代を見に来ているので、親戚のような気持ちで見てしまう。
「パンダラブ」からすぐ、ファミリー広場にいるレッサーパンダもつい長居して動きを見てしまいます。
海獣館とペンギン王国へ。閉園時間を気にしつつ、逆算して移動をしています。
ホッキョクグマ。
ラッコ。2021年3月で飼育を終え、鳥羽水族館に引っ越したそうです。アドベンチャーワールドに来るとラッコを見るのも好きだったからさびしいなあ。
ペンギンたち。
ペンギン界隈もその後変更があり、2022年2月1日でペンギン王国が閉館、海獣館に引っ越したそう。
一年に一度生え変わるペンギンの羽の展示。
そして2/13に孵化したキングペンギンの赤ちゃん!この日の体重は190g。
残りの時間は「パンダラブ」で過ごします。桜浜はバックに戻ってしまった様子で桃浜だけいました。
屋外には結浜が。先ほどは寝ていたけれどウロウロ。
ウロウロというか小走り?歩き回っています。
端のほうに突進して来た…あぶない!
ずるっと落ちた!
何事も無かったかのように登り、またウロウロ。
エントランスにいるペンギンが園内滞在時に最後に会えた動物。
空にはたくさんの飛行機雲。大阪に戻ります。
白浜駅までのバスに乗り込んだら制服を着たわかぱんが。常備しているのど飴もパンダ、色合いも近かったり。
白浜駅に着き、予約をしている特急くろしおが着くのを待ちます。
夕方の駅周辺は相変わらずさびしい。ここがもう少しだけ賑わうといいのになあ。
帰るさびしさ、現実に戻るさびしさ、そして駅のパンダだらけな雰囲気が合わさってどんよりとしてしまうのはいつもだけど、今回は特に元気が出なかったな。
二年ごとに来ているけれど、来るたびに変わっている駅待合室のパンダ座布団。白浜町商工会女性部のみなさんによる座布団、「ようこそ白浜へ」と手書きで書かれています。洗濯や修繕もしてくださっている。
帰りの車両はオーシャンアロー(283系)。もうすぐ引退するようで。
海をながめたりぼんやりとしながら大阪に戻ります。なんだかドッと疲れていました。
パンダくろしおがやって来たところを夫が撮ってくれました。
次はこれに乗って白浜に行きたい。
20時過ぎに新大阪駅に着き、夕飯は駅にある「浪花そば」へ。私は新大阪そばの牛肉入り、夫は浪花そばのスペシャルそば。いなりずしも食べました。
白浜で買ったもの、もらったもの。気分的にほんの少しです。
リーフレットと誕生日のバッジ、チケットの半券。
実家と自宅に買ったパンダの缶入りお菓子。中にはクッキーが入っています。
白浜駅の売店に売られていて買った「文左」のパンダのどら焼。田辺のお菓子だけど、パンダだし!と購入。

二日後に病院に行き、パンダのクッキーを渡したりパンダの話をしたり。退院して自宅療養の話も出ていたというのに、この月に亡くなりました。
そんな事もあって楽しかった思い出が一瞬で薄くなってしまい、写真を見ながら思い出した日帰り旅でした。
(2023.1.12 更新)

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