2017.1.27 白浜

去年の9/18にパンダが生まれ、それに合わせてまたもや白浜アドベンチャーワールドへ。
二年前のように田辺と合わせて泊まりで行きたいところだけど、翌月はライブが二つあったり、旅の予定も入っており、おとなしく日帰りで行く事にしました。
アドベンチャーワールド内の旅日記はいつもとほぼ同じような画像が並ぶ事を先にお伝えしておきます。

1/27(金)。お客さんが少なめなほうが見やすくていいよね、って事で、大抵平日に行くようにしています。
今回はいつもより少し早めの出発で、7時半過ぎには新大阪を出発。私は恒例のだしまき弁当で朝食を。関西内で日帰りだというのにだしまき弁当で旅感が。スターバックスのコーヒーもプラス。
緊急時の脱出案内がパンダ!はしごで降りているパンダ、座って降りているパンダ。
海が見え始めるといつもテンションがあがるのですが、最初は青空が見えていたのに徐々に曇天。今日の天気は大丈夫でしょうか。
途中、居眠ったりしながらも10時過ぎに白浜着。
来るたびに確認するように駅のパンダをチェック。前回に来た時から増えた柱のパンダや、かなり前からのマンホールのパンダ。無くなっていないのがうれしい。
そしてやはり駅長室のパンダも。こちらはかなり前に作った手作り本でも載せていたお気に入り。これが見たいので電車で行ってしまうのです。
エスカレーター付近にはペンギンが増えていました!
線画家の郷さとこさんによるペンギンたちが迎えてくれます。
カラフルな装いのペンギンたちがかわいくて一体欲しくなってしまうほど。改札から出ずにパンダやペンギンに目を奪われているのは私たちだけ。
前回もいた”お散歩ペンギン”のキッチくん(右)とモモちゃん(左)。
新たに顔はめパネルになったペンギン電車が増えていました。子供用なので小さい!
改札にいるパンダ駅長。
駅にはチケットレス特急券や4月にオープンする「京都鉄道博物館」のお知らせなどもちらほらと。
駅には”くろしお水槽”も。白浜水族館とのコラボで、ガラスに貼り付いているのはヒトデ。
駅を後にし、そろそろバスで移動します。
座席の後ろにホウキ。
今回はアドベンチャーワールドに直行せず、「パンダヴィレッジ」に来てみました。画像で見た事があり、実物を見てみたかったのです。
パンダドームの中は部屋になっていて宿泊ができます。素泊まりだと大人一人1万円ぐらい?車で来ている方なら移動しやすいけれど、電車ならば近辺が静かなので夕食と朝食セットで大人一人1万6千円ほど、なかなかいいお値段。
色々なパンダがおり、みかぱん(みかん)、えびちゃん、湯けむりぱんだなど。
パンダウルス、じゃばらんと奥にはかきぱん、そしてパンダ姫の横で記念撮影。ひとつひとつ撮りたい気持ちもあったけれどふと覗くと中に人がおられるパンダドームもあってやや遠くからながめる事にしたのです。
施設一帯をながめられる展望台からは海も見える!そして同じようなドームがむこうの方にも。でもパンダ柄ではなくシンプルなもので、こちらは「とれとれヴィレッジ」。パンダドームよりややリーズナブルな様子。
見学に来ただけで今後泊まる事はないだろうけど(若い頃ならチャレンジしたかも)、パンダがずらっと並ぶ光景を見て歩く事ができて楽しかったです。
次はすぐそばの「とれとれ市場」へ。こちらの中にある「とれとれ横丁」で昼食を。和歌山ラーメンとサーモンいくら丼を分けて食べました。
「とれとれ市場」からアドベンチャーワールドまではバスで10分ほど。到着した時間はまだ12時前、早起きしたおかげでかなり余裕があります。
まずは赤ちゃんパンダの結浜(ゆいひん)がいる”ブリーディングセンター”に向かいます。お母さんの良浜(らうひん)と一緒。
偶然にも今日から親子が屋内運動場で過ごす姿が公開される日でした。
笹の葉を食べつつ、もぞもぞと動く姿は永遠に見ていたいと思わせるかわいさ。
食べるのに飽きたのか結浜はお母さんにじゃれ始めます。
ごろん、ごろん、動きはゆっくり。どの角度から見てもかわいい。
また違う方向からお母さんのところへ。
空いていたというのもあり、30分以上もガラスにくっついてながめてしまいました。
パンダ親子の動画を少しこちらに。
12:15からのマリンライブ(イルカのショー)に間に合いそうだったので”ビッグオーシャン”に向かいます。
”ビッグオーシャン”からちらりと”ブリーディングセンター”方向を見るとお父さんの永明(えいめい)が寝ている姿が。
約20分ほどのマリンライブ。今回もイルカたちの頑張りに感動しました。
ショーの終盤、イルカが一緒にジャンプしまくる!
アドベンチャーワールドのイルカショーは音楽との融合が融合が素晴らしいように思います。
ステージにあがってくれるイルカたち。このあと、お別れに手を振るようにヒレで挨拶をしてくれました。
ショーの後にも階下に行くとイルカたちが来てくれたり。
終わったらほとんどのお客さんはいなくなっており。平日で来られている数が少ないからよけいにさびしい光景となってしまいます(でも気に入っている)。
その後はまたもや”ブリーディングセンター”へ。
良浜は寝ており、結浜は退屈なのか、良浜の近くをうろうろ。
昨日から登場したらしい遊具のところへ。遊んでくれるかな?と思いきや、少し座ったぐらいでまた良浜のもとに戻って来ました。
良浜が起きるまで大きな変化が無さそうだったので移動する事に。
パンダの乗り物があるとまたがっておきたくなりますね。今回も乗っかっただけで、いつかお金を入れて乗ってみたいです(まわりに人がいない時に)。
タイミング良くケニア号が来たので乗車して”サファリワールド”を巡る事にします。
今回もゴールデンレトリバーの駅長が迎えてくれました。
出発を待っている時に写真を撮られます。一周している間に現像されたものを販売されているのです…。
さて出発。まずは草食動物ゾーン。
アフリカゾウやシマウマ、キリンなどゆったりとした動物たちを近くで見られるのはやはりうれしい。以前、ウォーキングサファリに参加した事があるけれど、こちらは草食動物ゾーンのみで(あたりまえですね)、もっと真近で動物を見られて楽しかったけど一周50分でくたくたになったのを思い出します。
肉食動物ゾーンへ。
ライオンたち、ケニア号の中にいてもやはり迫力があってこわい。
チーター、トラ。何度か乗っているけれど今回は撮るより見る方を優先してあまり画像が無く。
アドベンチャーワールドはすっかりパンダがメインの施設になってしまっているけれど、子供の頃に連れて来てもらった時はパンダはいなかったし、一番の楽しみで緊張していたのはこのサファリワールドでした。
下車後は”わんわんガーデン”に寄ってみました。
10時半から16時はふれあいタイム。私は…犬はちょっとこわくて触れない。おもに夫が楽しむ場所。
”わんわんガーデン”では予約制で犬の散歩をできるというアトラクションもあるらしい。夫が散歩させているのを遠くから見てみたいかな。
”ふれあいの里”の”ハロールーム”にはサーバルキャットがいました。タイミングが良ければ散歩に出かけたり、ジャンプを見せてもらえたりもあるそう。
”ふれあいの里”の”パン工房”にはどうぶつパンが並んでいます。チョコクリーム入りのヒグマとクリームチーズ入りのパンダを購入し、分けて食べました。
14:10からの酉レクチャー(酉年にちなんだイベント)へ。ベニコンゴウインコをゲストに迎えて生態や行動について教わりました。希望すれば手に乗せてもらえたりも。
犬やインコにふれあう勇気は無いけれどモルモットは大丈夫。
またもや親子パンダがいる”ブリーディングセンター”に戻ります。
親子一緒の姿を見られるのはあと25分ほど。結浜の公開は15時までなのです。二人とも出口付近で笹を食べているところでした。
15時、良浜は先に退場。結浜はスタッフさんに抱っこされてお客さんの前をぐるりと挨拶しにまわって来てくれます。二年前に桜浜と桃浜の双子赤ちゃんパンダの時にこの退場シーンを味わっていたので今回も楽しみにしていたのです。
手を振ってくれていますよ(スタッフさんが手を持っている)。
さようなら。次に会う時は大きくなっているだろうなあ。
結浜がいなくなって静まり返った”ブリーディングセンター”。
こちらには2010年に生まれた双子のうちの一人、陽浜(ようひん)もいますが見に行くたびに寝ていました。
屋外には先ほどまで結浜といた良浜が笹の葉をむしゃむしゃと食べています。
閉園時間ギリギリまでいられる白浜駅までのバスの時間は予めチェックしているので、それまでの一時間半ほどで結浜の兄弟がいる”パンダラブ”や、ペンギンたちがいる”海獣館”、レッサーパンダやアルパカがいる”ファミリー広場”に行くというこれもいつもと同じ感じです。時間が余ったら売店に寄るぐらいでしょうか。
まずはアルパカがいるところへ。去年の11/30に生まれた赤ちゃんが公開されていました。白いのがお母さん。一昨年にはお兄さんも生まれており、四人家族なのだとか。
アルパカのすぐ近くにいるレッサーパンダ。レッサーパンダも去年の7/31に赤ちゃんが生まれており、半年すればわりと大きくなっているのか、この時間に公開されているのかここにいないのかぱっと見てわからず。尋ねるスタッフさんや案内も無かったのでただただレッサーパンダが木に登って動きまわっているのを見て過ごしました。
フラミンゴ広場にはパンダの顔をデザインした花壇、花は葉牡丹。
次は”パンダラブ”へ。こちらの施設の前にはパンダの顔が芝で作られています。
先ほど”ブリーディングセンター”にいた陽浜の双子の兄弟、海浜(かいひん)が。
屋内は二つに分かれており、ひとつには2012年に生まれた優浜(ゆうひん)。
この年、2017年6月に陽浜と海浜の双子、そして優浜は中国の四川省にある成都ジャイアントパンダ繁育研究基地へ。お別れ前に会えてよかったです。
そしてもうひとつには前回見に来た時には赤ちゃんだった2014年生まれの桜浜(おうひん)と桃浜(とうひん)。すっかり大きくなりました。
ペンギン達も見ておきたいので”ペンギン王国”と”海獣館”をはしご。
お気に入りの”足もとにご注意”の看板もかなり古くなってきました。
なんと。今日、キングペンギンの赤ちゃんが生まれたそう。現在168g。卵の殻と、小さな赤ちゃんが見られました。
アドベンチャーワールドには8種類のペンギンがいて”海獣館”には全種とホッキョクグマ、”ペンギン王国”には4種類。”ペンギン王国”だけどラッコもいるし、分け方がよくわかっていません。ペンギンの種類に詳しいわけでもないし、ただ突っ立っているかわいい姿をながめるのみです。
左画像、手前にいるのは昨年10/15に生まれたエンペラーペンギンの赤ちゃん。ガラス越しに見ているのはキングペンギン。
あごにヒゲのようなラインがあるヒゲペンギンもかわいい。
毛が生え変わり中のまだらなペンギンたち。
ホッキョクグマは二頭が公開されており、ガラスで仕切られています。左のホッキョクグマ、ゴーゴは翌年12月に天王寺動物園に帰ったそうです。
ホッキョクグマのベンチ、パンダの椅子。そしてコーヒーカップのパンダ。
もともと平日で静かだったけど、閉園30分前になるとよりいっそう人の気配が少なくなってどの光景もさびしそう。
来るたびに少しずつメニューが変わっているのでレストランのショーケースもチェック。凝った料理ではないのだけどビジュアルで高まるのです。
最後にバス停から一番近い売店でパンダグッズを見たり。来た記念に何か買いたくなるのですけど、あまり時間が無くて決め切れず。バスに乗車する列に並びます。
今回のチケットはハクトウワシ。酉年だからかな?園内リーフレットの表紙はアルパカの赤ちゃん。
ケニア号乗車時に撮られた写真、今回は購入しました。
白浜駅に着き、相変わらず駅周辺は閑散としているので待合室で過ごします。
パンダ柄の座布団の生地が前回と違っている。これもかわいいなあ。
駅の売店で買った田辺市にある「郷土菓子と郷土玩具 文左」のパンダどら焼き。焼き印がどんどん甘くなっているような…?でもおいしさは変わらず。
18時過ぎの特急くろしおに乗車、二時間半ほどで新大阪に到着。白浜駅の売店では夕飯にしたいものが残っておらず、到着後に新大阪で食べる事にしました。
駅にある「VIA BEER OSAKA」で、私は赤ワインをグラスで、夫はアサヒスーパードライ。それと和牛のローストビーフのハーフ。
和牛スジと山芋の串おでんを一本ずつ、石窯焼きのマルゲリータ。ピザは小さいサイズなのがうれしい。種類も色々とありました。
こちらも石窯焼きのポテゴロじゃがサラダ。自分で好きにつぶして食べられるのです。それと照りたま焼つくね。
予め決めていたわけでなく手っ取り早く駅の中で食べて帰ろうと入った店だけどどれもおいしかったです。早めの昼食を「とれとれ市場」で食べ、それ以降は昼間にパンを分けたぐらいで私たちにしてはあまり食べていない日中。車内でも空腹を我慢していたので嵐のように食べまくった夜でした。
アドベンチャーワールドに行く前にもお楽しみがあったり、日帰りだったりで慌ただしかったけれど充実した一日。帰宅までの徒歩数は17632歩でした。
(2021.1.22 更新)

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