2011.3.26 双子パンダに会いに行く

去年の8/11に海浜と陽浜が生まれ、好みの大きさになるであろう時期に見に行く事を計画しており、それが今日でした。
東日本大震災の後、気持ちが塞がっていたので行くのをやめようかという事も考えたのですが、往復の電車のチケットを既に取っていたし、かわいい子パンダを見ていると元気になるだろうと思って行く事にしました。

3/26(土)。白浜パンダきっぷを利用して行きました。関西から白浜までの特急・普通車指定席の往復きっぷとアドベンチャーワールドの一日入園券がセットになっているお得なものです。
行きはくろしお、パンダ列車の車両の席を予約していました。念願のパンダ列車です。

一両だけ、窓や車体にパンダのイラストが描かれています。

そしてこのパンダの席!
通路を挟んだ両サイドに四体。これは座席ではなく、記念撮影用として存在しています。

出発前に記念撮影。

二時間半ほどで白浜に到着します。朝ご飯に京都で買ったパンを。

和歌山駅までは案外すぐに着くのですが、ここからが長く感じます。
うとうとし始めた頃に気になる車窓、海南駅の周辺に工場が。夜に見るときっときれいだろうなあ。
前回は高速バスを利用して行っていたので電車で行くのは久しぶりなのです。

そして海の近くを走り始めました!何も考えずに指定を取っていたけれど、海が見える側の席になっていてよかったです。

白浜駅に到着。パンダの窓が迎えてくれます。
至る所にパンダのイラストでいっぱいになっている中、貝のディスプレイ、イルカやヤシの実のタイルも。

改札にはパンダ駅長がいました。
駅の外にはパンダの親子が。代わる代わる記念撮影をしている人たちでいっぱい。

駅から明光バスを利用し、10分ほどでアドベンチャーワールドに到着します。入り口にもパンダ親子。
私が初めてアドベンチャーワールドに来たのは小学生の頃で、パンダはいなくてオルカが売りだったように記憶しています(バス酔いしながら連れて来られたので曖昧な記憶)。

ベビーカーもパンダ!
ラッコやホッキョクグマもいますよ。

ペンギンやアザラシ、犬もいた!

さて、まずはパンダがいるエリアに向かいます。

パンダの居場所案内。
屋内にいない時にはぬいぐるみが案内をしています。外気温上昇時、雨天時は屋内にいるようです。

いました、いました。海浜(兄)と陽浜(妹)。とても似た双子らしいですが、説明によると右の木登りしているのが陽浜かな?目が違うらしいです。

お母さんの良浜はすぐそばで食事中。笹をもぐもぐと食べています。
つい先日、3/19から屋外での親子3ショットデビューでした。

双子パンダとお母さんの位置関係。
子パンダはじゃれ合っています。よく動いて目を離すとすぐ違う場所にいます。

飼育員さんの誘導でブランコへ。お母さんがあやしているように見えてなんともかわいい光景。双子はブランコの上でもうろうろと動きます。

ブランコを降りて親子でじゃれ合い始め、しばらくするとお母さんはごろんと横になってまた笹を食べ始めました。

岩で遊ぶ双子。陽浜が先に飽きたのか岩から離れて歩き回ります。

お母さんのそばに戻って来てそばにある木に登り始めました。お母さんは黙々と笹を食べています。

歩いて行く後ろ姿もかわいいのです…。
マリンライブの時間確認をしに行きつつ、親子を見やすい上の方の場所へ移動した時にはみなさんすべり台の上に集まろうとしています。一生懸命登ろうとしている姿がかわいい。

もうすぐ登れる!と思ったのに、ずり落ちます(落とされる感じ?)。必死にしがみついています。

ああ、あと少し。やっと登れたね。ごろーんと寝転がっているお母さんに甘え始めた。陽浜はまた柱に登ろうとしています。

到着してからパンダしか見ていないので、名残惜しいけれど一旦離れる事にしました。
集まっている人も親子パンダの前から離れられないようです。

4年前に見に来た時には小さかった愛浜と明浜の部屋。お昼寝中。この子はどっち?

毎回座る、お気に入りのパンダの椅子。

海獣館(水族館)にも寄りました。まずはホッキョクグマ。
二年前の10/13に生まれたホキョクグマのミライ、こんなに大きくなりました。

ペンギンコーナー。ぼーっと突っ立ってるのはぬいぐるみのよう。そして元気よく泳いでいるペンギンは空を飛ぶ鳥のよう。

ラッコの食事タイム。ぼのぼのきっかけでラッコも好きになりました。体は長いけれど顔は丸くてかわいいな。泳ぎが速くて何度撮ってもピントが合わない。

私たちも食事タイム。フードコートのようなところで、各々別の店で注文。私は双子パンダ御膳。夫は子供用のようなプレートに入ったカレー。それぞれ飲み物が入っているプラスチックのカップは持って帰る事ができます。簡単なお店なので凝った味では無いけれど、パンダというだけでテンションがあがります。

次はマリンライブへ。早く来過ぎて席を選び放題。前から5列目あたりを選びました。
始まる数分前にはお客さんでいっぱいに。パンダの容器に入ったポップコーンが子供たちに人気。

ショーが始まりました。
志村どうぶつ園で相葉さんがここに来てイルカに乗ったのを思い出します。

イルカのジャンプ!アドベンチャーワールドの曲も合わさって感動する時間です。

ショーが終わったら帰る人もいるけれど、イルカが泳いでいるのを見られるので私達はそばまで行きます。

あ、こっちに来てくれた!何か話しかけてくれているような気がします。私たちを見てどんな風に思っているのかな。

パンダのところにまた戻って来ました。ここを拠点にいつもあちこち回るようにしている私達です。ここは梅浜と永浜姉弟がいるところ。見えづらいけれど二頭ともいます。鼻の色が白いのが梅浜、黒いのが永浜。この子達は2008年9月13日生まれ。小さい時期に見に来られなかったので初めまして、です。

そして親子のところを見に行くと、みんなお昼寝中。まったく動きが無かったので、他のところを楽しむ事にしました。パンダ型に刈られた植木。

ウォーキングサファリにチャレンジしてみる事にしました。歩いてサファリワールドを回るのは初めて。
ウォーキングテラスから木の上のヒヒ。

草食動物ゾーンに突入です。
アフリカゾウ区にいるゾウ、アメリカ区にいるラマ。

ふと、動物の集まりから目を逸らすと、草むらに潜んでいる動物が。これは何者だろう?
アフリカ区に集まるラクダ、シマウマ達。

キリンテラスではえさをあげる事ができます。私達は勇気が無いので他の方があげているのを横から見ていました。…近い!

アジア区でゴールデンターキン、サイ区でクロサイ、オーストラリア区で横たわったアカカンガルー。

ライオンテラスから見るライオン。車で回った時には無かった緊張感があります。仕切りがあって離れていてもこわかったなあ。

およそ1.5kmのコースを歩き終え、少々休憩モード。
パンダの乗り物にも乗ってしまいました(乗りたくなりますよね…)。
そしてきのこ。

ふれあい広場でうさぎを少し触りました。飼う直前まで行ったけれど実物を見ると大きさに思い切れず諦めたという過去を思い出します…。

犬の散歩という企画もされているようで、犬好きのお客さんが楽しまれていました。犬に吠えられやすいのに、この子は吠えませんでした。

去年の11月に生まれたライオンの赤ちゃんも公開されていました。

最後にもう一度、双子パンダのところへ。

海浜が一生懸命柱に登っているところでした。次に会う時には大きくなっているのですよね…。頻繁に来る事が出来ないのが残念です。小さいパンダを見られるのは貴重。これからも出来る限り、赤ちゃんが生まれたら見に来ようと思います。

ひっそりと、パンダの乗り物。

そして帰り際に見送ってくれたパンダの着ぐるみ達…。

日帰りなので慌ただしくアドベンチャーワールドを後にし、予定時間通りのバスに乗って白浜駅に向かいます。
帰りの電車が来るまでの間、駅前を散歩。夕方なので既に閉めているお店が多く寄れないのが残念。「真珠」、気になるなあ。お食事処?

駅前にあった地図の気に入った絵。イノブタダービー(すさみ町)、だるま寺(西牟婁郡)。

白浜駅の待合室にあるベンチにはパンダの座布団が置かれています。白浜町商工会女性部の方々の手作りなのだそう。
この布、かわいいので欲しくなりました。座布団も売られているなら買っていた事でしょう。

そろそろ電車のホームに向かいます。

帰りはくろしおでなくオーシャンアローを利用します。
パンダの乗り場は撮っただけ、私達が乗る位置はカンガルーでした。

桜もちらっと見える白浜駅。到着したオーシャンアローに乗り、今日あった事を思い返しながら大阪に向かいました。

海の横を通る時、ちょうど夕日がきれいでした。現地だけでなく道中も含めて素晴らしいおでかけでした。思い切って行ってよかったです。

ここからはおまけです。大阪に寄って夕飯を。京都と白浜の往復よりも大阪と白浜の往復の方が安く、それにプラスして昼得きっぷを利用していたのです。
節約したのに無駄遣い?と言われそうですが、ご無沙汰していてずっと行きたかった谷6の「すかんぽ」で夕飯。入り口で猫が「いらっしゃいませ」。

すかんぽではほとんど同じものばかり食べています。ビールと付き出し、そしてカクテキ、まぐろぶつ、焼肉。

玉子焼き、チヂミ、おにぎり。今日も満足、そしてやっぱりおいしいと確信。朝よりも元気になって京都に戻りました。

浮いたり沈んだり気持ちが忙しい日々で、その気持ちの揺れの幅のせいか体調も思わしくないこの頃だったけれど、今日はたくさん笑えて、おいしいものも食べられてかなり復活したのを感じました。気持ちと体はつながっている、しみじみと感じた日。
(2016.9.5 更新)

petit voyage topへ