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2008.12.19 「ちょっぴり大人の京都ツアー」
kaoさん、Bleu Blancheのアキさんとユミさんとの不定期で行われるお散歩。 アキさんが風邪で急遽おやすみとなり、三人でぶらぶらとすることになりました。 今回の企画はBleu Blanche。ツアー名も考えてくれましたよ。行ったことがない所が多く、連絡をもらってから当日の阪急特急でも楽しみでドキドキ。 待ち合わせはBALのジュンク堂の雑誌売り場。kaoさんと私はちょっと早く来たため、BALが開店する前に入り口で会ってしまいました。 11時15分の待ち合わせに三人が集まり、ツアーが始まります。 |
まずはお昼ご飯。木屋町の「豆水楼」へ。 お昼だけ食べられる町家膳にしました。 湯豆腐は外で食べる機会があまりないからうれしい。鴨川が見える席というのもうれしかったです。 |
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お料理を持って来て下さる方が私たちに興味を持って下さっているのがおもしろかったです。地元の者とは思っておられなくって、しかも「スタイリストさん達?」みたいに聞かれてびっくり。伊藤まさこさんとかお好きだそう。 さてお料理。まずは胡麻豆腐。 |
そして湯葉のお刺身、天ぷら。 天ぷらは湯葉でチーズがくるまれているものや、お野菜など。 丸くまるめられた大根おろしがかわいい。 |
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湯豆腐の用意が始まり、専用の木の容器が欲しくなった私。電気式で、湯豆腐のお出汁もあたためられています。昔のお風呂みたい。中にはお豆腐だけでなく、生麩とほうれん草も入っています。 |
とろろご飯とお漬け物、お味噌汁も。〆は豆乳のシャーベット。あっさりしたものばかりだから、ぺろりといただいてしまいました。また来たいな。 すぐそばにある「Patosserie Exquise」にも寄りました。ケーキを買いたいところだけど、ツアーは始まったばかりだから我慢。焼き菓子だけ購入。 鴨川沿いを歩きながら、「重森三玲庭園美術館」に向かいます。 |
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重森三玲氏は東福寺などの作庭で有名な、昭和初期の庭園家。
吉田神社の社家である鈴鹿家所有の邸宅だったものを重森三玲氏が譲り受けたそうです。見学は予約制。
14時になると扉が開き、中に入りました。生で見る、お庭のくねくね模様に圧倒されます。 |
書院にある照明は三玲氏の友人だった彫刻家イサム・ノグチによるもの。この部屋のためにデザインされたのだそう。 |
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ドライフラワーになっているあじさい。そういえばあじさいって魔除けになるのだと聞いたことが。うちもやってみたいなあ。
林泉と書かれた掛け軸は三玲氏が書いたもの。三玲氏のお孫さんが細かくわかりやすく説明してくださります。 |
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以前、液晶テレビのCMで使われていた庭園と言えば記憶にある人も多いかも。本当に額縁の絵を見ているようでうっとり。 |
茶室、好刻庵へ。市松模様のふすまや、部屋の中のあちこちに三玲氏のこだわりが感じられます。 |
茶室での説明を受けたあとは自由に見学。コンクリートの傷などもわざとつけられたものなのだとか。坪庭も少しのぞきました。
庭園美術館をあとにし、京大にちょっと寄り道してから(お手洗い、生協)バス移動。堺町御池方面に向かいます。 そういえばユミさんがdocomoの広告に使われているらしく、市バスや地下鉄にあると聞いていたからチェック。でもこのバスはまるき製パンさんだった! |
次の目的は「和久傳」。 和風でモダンな2階の茶菓席で休憩。小腹がすいていたから、やや重めのものを食べたい気持ちがあったけれど、食べたいのが売り切れていたりで柚こごりと一口れんこんもちのセットを。 |
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柚子の中をくりぬいて果汁を寒天で固めて入れたもの。ほんのり甘さ。エアコンがきいていて暖かかったから、ひんやりしてちょうどおいしかった。 各々違うものを注文し、ちょっとずつまわし食べしました。右写真は数が無くてあきらめたもの。少しでも味わえてよかった! |
和久傳を出たらもう外は真っ暗。 「Chronik」と「Rollo」
に寄ったり、「mumokuteki」にも寄ったり。そして「mina perhonen」、「メリーゴーランド」にも行きました。夕飯を予約していたので、その時間が迫ってなければ買い物欲がわいてきていたかも。欲しいかも、と思ってもがまん、がまん。
夕飯は「Ricordi」へ。ユミさんも私も、昔カヒミが京都を案内している雑誌で憧れていて、もう随分前の記事なのに二人とも来たことがなかったのです。念願の、です。 |
週末だから混んでるかなあ、と思っていたら、早い時間だからか私たちだけでした。やっぱり少しはお酒を飲みたいな、と思い、グラスで注文。ユミさんはお酒がだめなので、好みに合ったのを作ってもらっていました。かわいらしい色。 |
まずは三人で分けて食べるものを色々と注文しました。 かんぱちのカルパッチョ、きのこのガーリックソテー。お皿の形、ふちが盛り上がっているので、ナイフとフォークがおさまらず何度も落ちてしまった(各々経験)。 |
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えびは殻ごと食べられるお料理。あと京野菜のピクルスをサービスでいただきました。 パスタはそれぞれ好みのを選んで食べました。私のはトマトが入っているやつ。 女性だけでこういう夕飯ってこの頃なかったから、たまには良いな、と思いました。 |
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「あこがれさん」について話しました。ユミさんのあこがれさんは堀井和子さんらしい。突然聞かれると悩んでしまったけど、あとからあとから色んな人の名前がうかびました。あこがれ、年上ということで一番に口にしたのは高橋みどりさんだろうか。kaoさんは樋口可南子さんとも言っていたなあ。あこがれの人がいるというのはささやかな目標にもなって生活が楽しくなるなあ、と改めて考えました。
蛸薬師通から河原町に出たところで解散。私は阪急電車で大阪に戻ります。いつかまた私も京都住まいになればお別れがさびしくないのにな。 |
買ったりもらったりしたもの色々。 立ち寄った京大生協で、オリジナルのレポート用紙とメダルチョコ。レポート用紙は書きやすい紙、と以前kaoさんから教えてもらっていたものなのです。 |
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kaoさんからいただいた「川崎日和り」。川崎市役所や観光案内所で配布されているのだそう。文庫本型でとてもかわいい。うしろには地図もはさまっているし、中身も充実。表紙にプリントされているしおり紐がハート型! |
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こんなかわいいものが無料でもらえるだなんて、川崎っていいなあ、とか思ってしまいました。川崎にはkaoさんの娘さんが住んでおられるのです。 |
kaoさんのご近所の「ローヌ」のお菓子もいただきました。マカロンとなすサブレ。なす、茄子です。山科茄子だそう。
ユミさんからもらったのはB.B.セット。クリスマスカードとオリジナルの布に、「開運堂」の白鳥の湖。 |
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一気にお菓子を食べてしまいたいのをこらえ、翌日はPatosserie Exquiseで買ったお菓子と、ローヌのマカロンを。 私は少し前に大きい旅をしたところで金欠で(旅のおみやげを、というにも日程的に賞味期限が)手ぶらで来てしまったし、次は小さな手みやげを用意していこう、そう決意。次、私企画で奈良に行く予定です。 |
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